あらすじ
主人公の綿貫忍は漫画家としてデビューし20年経つものの、芽が出ずに売れっ子漫画家のアシスタントとして活動している。そんな中、家庭の事情でアシスタント業を辞めざるを得なくなる。夢を諦めていた綿貫は以前描いた自作が電子書籍で人気が出たことで再び漫画と向き合うことに。そこでアシスタントとして出会ったのが22歳の橘千秋だった。強引かつ不自然なアプローチを仕掛けてくる彼に違和感を抱きつつも、作品のために彼を利用しようと考えた綿貫だったが…。本作は漫画家の女性が、恋と仕事を通し自分の人生と向き合っていくストーリーである。