検索キーワード:「田村里美」

  • あらすじ

    ゴールデンウイーク最後の日、高校2年生の梓川咲太が出会ったのは、先輩で有名女優の桜島麻衣。図書室でバニーガール姿の彼女。しかし、周囲の人々には彼女の姿は見えていなかった。 その現象の検証をしていたという麻衣に協力する約束をした咲太。 調べていくうちに、思春期症候群の一つである透明化現象だということが分かる。それは麻衣が女優を休業し、学校で空気のような存在でいたことが原因だった。徐々にその症状はひどくなっていき、麻衣の存在さえも忘れていく人々。咲太もまた、彼女のことを忘れてしまうのだが…。

  • あらすじ

    三月に入り、三学期も残り1ヶ月。恋人の桜島麻衣の卒業式を迎えた梓川咲太。 七里ヶ浜の海岸で麻衣を待っていると、 彼の目の前に子役時代の麻衣にそっくりな小学生が現れる―。 「おじさん、だぁれ?」 これは夢か幻か、不可思議な体験を思い返していた咲太のところに父親から電話がかかってくる。 「母さんのことなんだが、花楓に会いたいと言っててな」 それは、花楓に起きた出来事を受け止めきれず、 長いこと入院していた母親から届いた「会いたい」という願い。 母の願いに応え、花楓と共に母親と会うことを決めるも久しぶりの対面の機会に緊張を隠し切れない。 そんな咲太の体には見慣れない傷跡が現れる。これは新たな思春期症候群の前触れか―。