あらすじ

元高校球児の坂町は、46歳の今は野球から離れた仕事をし、娘との関係に悩んでいた。ある日突然、元チームメイト・松川の娘・美枝が訪問する。美枝は、松川がチーム全員宛ての未投函の年賀状を遺して他界したと言い、「マスターズ甲子園」への出場をすすめる。

あらすじ

父親の転勤で東京から神戸に来た19歳の桂は、ある日、遊園地で中年女性から声をかけられ、自分が阪神・淡路大震災の起きた町にいることに気づく。その後、車いす生活を送るイラストレーターの日和と出会い、彼と交流を重ねるうちに桂の心に変化が訪れていく。