あらすじ

闇に潜む妖魔と戦う炎術師の女子高生、神凪綾乃。そんな綾乃のもとに、かつて争った八神和麻が現れる。和麻の体には“風の聖痕（スティグマ）”が刻み込まれ、風術師となっていた。時を同じくして、神凪家は凄惨な殺人事件に見舞われる。犯人は和麻なのか？

あらすじ

城主・醍醐景光は、魔物の力を借りて乱世で生き残ろうと画策。魔物への対価に、赤ちゃんの長男を差し出す。長男は魔物に体を食われるものの、生存していた。醍醐景光は、長男を川に流すよう妻に命じる。それから20年。長男は医師に拾われて生きていた。医師は長男の体を、死んだ子供の肉体を使って再生させる。そこに妖刀の使い手を探している琵琶法師が現れた。長男は左の義手に、妖刀を埋め込まれた。成長した長男は、魔物を倒すたびに失った体が戻ってくると知る。魔物を倒しながら進む長男に待ち受ける運命とは、驚くようなものだった。