ザルツブルク音楽祭2017 歌劇《アリオダンテ》

スコットランド王の娘・ジネーヴラと騎士のアリオダンテは婚約しており、王もアリオダンテに王位を譲るつもりであった。だが、ポリネッソ公爵のたくらみで、ジネーヴラが不貞の濡れ衣を着せられてしまう。悲嘆にくれたアリオダンテは崖から身を投げ…。

「ザルツブルク音楽祭2017 歌劇《アリオダンテ》」は、ヘンデルの最高傑作とされるバロックオペラを現代風に再解釈した作品です。世界的メゾソプラノ歌手、チェチーリア・バルトリが主役のアリオダンテを熱演し、その魅力を最大限に引き立てます。また、巧みな心理演出で知られるドイツの演出家、クリストフ・ロイによる性別を超えた演出が話題となりました。この作品は、古典的な音楽と現代的な演出が融合した、新たなバロックオペラの形を提示しています。