朗読劇「ミツ子の物語」～広島の二人より～

1945年8月、広島。日本の捕虜となった米国兵士・アーサーは持ち前の反骨心が災いし、厳格な藤田軍曹から常日頃、厳しい仕打ちを受けていた。一方の藤田は、誇りを失わないアーサーにひそかな敬意を抱いていた。アーサーは計画どおり脱走し…。

「朗読劇「ミツ子の物語」～広島の二人より～」は、原爆が人間愛を無慈悲に打ち砕く悲劇を描いています。物語は、日本兵と米兵の間に生まれた友情を軸に展開します。この作品は、黒澤明監督とタッグを組んできた脚本家・菊島隆三による台本「広島の二人」を原作としています。その後、この物語は「ミツ子の物語」として漫画化され、今回の朗読劇へと繋がっています。戦争と平和、人間の絆と愛を描いた感動的な作品です。