おねしょのように A ver

ある冬の朝、主人公はやってしまった。それは、おねしょ。どうにも止められなかったのだ。いささかの後悔と共に布団を干し、食事をしてからたばこを吸い、風呂に入る。そういったささやかな1日のスケッチが、主人公のひとり言と共に描かれる。

「おねしょのように A ver」は、「世界一やさしい演劇」と銘打たれた作品の一つです。内容やせりふは全て同じで、配役の性別が入れ替わったダブルキャストのAバージョンとなっています。このバージョンでは、深井順子がプロデュースを務めるとともに、主人公を演じています。観客は、性別が入れ替わったことで生まれる新たな視点や解釈を楽しむことができます。