映画「アオラレ」は、社会問題にもなっている危険なあおり運転をテーマにした作品。
ある日の朝、急いで息子を学校に送るレイチェルは、信号が青になっても進まない前の車を追い越します。その前の車を運転していたのは、あおり運転の常習犯でした。この出来事をきっかけに、執拗に後を尾けられてしまうスリラー映画です。
| 制作国 | アメリカ/イギリス |
| 作品カテゴリー | 映画 |
| 公開日 | 2020年 |
| 作品ジャンル | サスペンス,ミステリー |
| 公式サイト |
映画「アオラレ」のあらすじ・キャスト
ある車にクラクションを鳴らした—そのことがすべてのきっかけとなった。
離婚したレイチェルは、息子カイル、弟フレッドらと貧しい生活を続けていた。
ある日、レイチェルは仕事の前にカイルを学校へ送り届けようとするが、大渋滞に巻き込まれてしまい、学校にも仕事にも遅れてしまう。
クビになったレイチェルは、青信号でも発信しない前方のトラックにいらだち、大きくクラクションを鳴らつづけて追い越す。
車の運転手は考え事をしていたと謝り、レイチェルにも謝罪を要求してきたが、レイチェルは取り合わなかった。
それが男の狂気を突き動かすともしらずに。
- キャスト
- スタッフ
男[ラッセル・クロウ] レイチェル[カレン・ピストリアス] カイル[ガブリエル・ベイトマン] ジミ・シンプソン オースティン・P・マッケンジー
【監督】
デリック・ボルテ
【音楽】
デヴィッド・バックリー
【脚本】
カール・エルスワース
【製作】
リサ・エルジー マーク・ギル アンドリュー・ガン
映画「アオラレ」のレビュー
ラッセル・クロウの異常な迫力がすごい!どこにでもいるような親子にふとした瞬間に襲いかかる狂気が、他人事に思えなくてゾッとする!彼が演じる“男”は名前も背景もほとんど見えないのに、行動には納得させられる部分があるのも怖い…。カーチェイスも荒々しくて、現実にこんな追われ方したらたまったもんじゃないなって思うシーンばかり!ストーリーの展開もスムーズで、途中で気を抜く暇がなかった!
どちらの登場人物にも感情移入しにくい演出がよかった。普通なら被害者側に共感しがちだけど、主人公の態度にも問題があり、単純な善悪では語れないのが面白い。
犯人の暴走がどこまでエスカレートするのか分からず、ハラハラドキドキの連続。カーアクションも迫力があって見応え十分。理不尽な怒りがとんでもない事態を引き起こす恐ろしさがリアルに伝わってきて、最後まで緊張感が途切れない映画だった。
最凶キャラと化したラッセル・クロウが、女性ドライバーをアオリまくるのだ。
クロウのその目つき、顔つきが怖い!怒り狂った「狂気」のドライバーが、次々と凶行を重ねるノンストップアクションがみどころだが 次から次と、とばっちりで巻き込まれる人たちの被害シーンも続出でストーリーに強烈なスピードと緊張感を与えている。
2023.8.29
健太/30代/男性
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あのラッセル・クロウが『激突!』ばりの極悪チェイサーと化して主人公を追い詰めまくる!いやあ、太ったなラッセル!wそしておっかないぞラッセル!こんな彼の姿をファンは見たかったのかはともかく、とても興奮できる、面白いアクション・スリラーでした。


