映画「ハウス・オブ・グッチ」は、イタリアの超有名ファッションブランド「グッチ」を題材に、その輝かしい歴史に隠された衝撃的なスキャンダルを、実話に基づき描かれた映画です。
創業者の孫、三代目マウリツィオ・グッチの暗殺計画を企む黒幕が現れ、そこには驚く真実が隠されていました。音楽界のトップスター、レディー・ガガが主人公を演じる役柄の表現にも注目の作品です。
| 制作国 | アメリカ |
| 作品カテゴリー | 映画 |
| 公開日 | 2021年 |
| 作品ジャンル | サスペンス,ミステリー |
| 公式サイト |
映画「ハウス・オブ・グッチ」のあらすじ・キャスト
イタリアで運輸業を経営する父の会社で働くパトリツィアは、人気ブランド「GUCCI」の3代目マウリツィオと偶然知り合った。偶然を装い彼に近づくパトリツィア。彼女に惹かれ始めるマウリツィオ。
やがて舞台はイタリアからニューヨークへ移る。徐々に「GUCCI」の中で発言権を得て支配力を高めていくパトリツィア。
次々に一族をGUCCIの経営から排除し始めた。そんなパトリツィアの貪欲さに愛想を尽かしたマウリツィオは彼女と離婚。
マウリツィオの暗殺を企てるパトリツィア。そして「GUCCI」の一族は悲劇の結末へと…。
- キャスト
- スタッフ
パトリツィア・レッジャーニ[レディー・ガガ] マウリツィオ・グッチ[アダム・ドライヴァー] アルド・グッチ[アル・パチーノ] パオロ・グッチ[ジャレッド・レト] ロドルフォ・グッチ[ジェレミー・アイアンズ] ドメニコ・デ・ソーレ[ジャック・ヒューストン] ピーナ・アウリエンマ[サルマ・ハエック] パオラ・フランキ[カミーユ・コッタン]
【監督】
リドリー・スコット
【原作】
サラ・ゲイ・フォーデン
【音楽】
ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
【脚本】
ベッキー・ジョンストン ロベルト・ベンティヴェーニャ
【製作】
リドリー・スコット ジャンニーナ・スコット ケヴィン・J・ウォルシュ
映画「ハウス・オブ・グッチ」のレビュー
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
パトリツィアの野心と複雑な感情がとにかく際立っていた!演じたレディー・ガガの存在感がすごい!!マウリツィオとの関係が進むにつれて、彼女の内面が徐々に見えてきて、ただの権力欲だけじゃない何かが垣間見えた。アル・パチーノ演じるアルドの貫禄も作品に深みを与えていて、ジャレッド・レトのコミカルな役どころがいいアクセントになっていたのも楽しい!映像は全体的に暗めだけど、豪華な衣装や舞台がその分、逆に引き締まって映る。もう少し展開が早ければなお良かったかなという印象もあるが、キャストの演技が光る一作だった。
よくわからない
多分めちゃくちゃ面白いはず。僕がファッションに疎い、ファッション業界に興味がない、だから乗れなかった?のかなあ?つまらなくはないです。キャストたちの演技合戦、コスプレ合戦としてすごく楽しんでみることはできました。特にもうジャレッド・レトの凄さ。あれは言われないとわからないけど、わかって観てしまうともう吹き出さずにいられないぐらい、巧いんだけどギャグなのかと疑ってしまうような。なぜあの役をジャレッド・レトがやったのか・・・いやもちろん巧いんだけど・・・なんか余計なことを考えてしまって。もちろんアダム・ドライバーのノリに乗ってるし、レディー・ガガもすごくいい俳優だし(過小評価されている気がします俳優としては)、アル・パチーノもジェレミー・アイアンズも流石の存在感なんだけど、なんかこう、全部ギャグに見えてしまったんですよね。それがもしかしたら狙いで、こういう滑稽な一族の物語ですよ、という表現なのかもしれませんが。うん、そう考えると実はやっぱりすごい映画なのかもしれないと思えてきます。最近のリドリー・スコットはどう受け止めていいのか一瞬判断に迷う映画が多い気がします。
グッチ家の壮絶な内紛や裏切り、権力争いが描かれていて、実話とは思えないほど波乱万丈なストーリー。
パトリツィア役のレディ・ガガの演技が圧巻で、彼女のキャラクターに完全に引き込まれた。豪華な衣装やセットも素晴らしく、個人的にはとても楽しめた。



