映画「愛に乱暴」は、ベストセラー作家である吉田修一の同名小説を映画化した作品です。結婚して8年になる桃子。丁寧な暮らしに勤しみ毎日を充実させています。
しかし、そんな桃子の周囲では少しずつ不穏な出来事が起こり始め、平穏だった日常はいつしか崩れ始めます。不穏な空気を身にまとったヒロインを江口のりこが怪演しています。
繊細にアレンジやカメラワークなど、こだわり抜かれたヒューマンサスペンスです。
| 制作国 | 日本 |
| 作品カテゴリー | 映画 |
| 公開日 | 2024年8月30日 |
| 作品ジャンル | サスペンス・ミステリー,ドラマ |
| 公式サイト | 公式サイトへ移動する |
映画「愛に乱暴」のあらすじ・キャスト
夫・真守と義母と共に暮らす初瀬桃子。夫の無関心や義母との関係からくるストレスを、石鹸教室や手の込んだ料理といった「丁寧な暮らし」に没頭することで紛らわせていた。
しかし、そんな完璧に見える日常は、静かに歪んでいた。近所で続く不審火、愛猫の失踪、そして夫の不倫を匂わせるSNSアカウントの出現。
次々と起こる不穏な出来事が、桃子の保っていた平穏を少しずつ侵食し、彼女の中に潜む衝動を揺り動かしていく。
- キャスト
- スタッフ
初瀬桃子[江口のりこ] 初瀬真守[小泉孝太郎] 初瀬照子[風吹ジュン] 三宅奈央[馬場ふみか]
監督[森ガキ侑大] 原作者[吉田修一]
映画「愛に乱暴」のレビュー
映像と演技のバランスが絶妙で、不穏な空気がずっと続く。正直、重たいけどその分リアルでハマる。好き嫌いは分かれそうだけど、見応えはある。
前向きになれる
優しさの裏に潜む暴力性や支配欲を丁寧に描いた問題提起作。胸が苦しくなるけど、目が離せない。愛って何だろうと考えさせられるリアルな物語。
桃子が静かな日常を送る中、突如として周囲に不穏な出来事が重なり始めます。ドラマティックな展開の中で、彼女がどんどん追い詰められていく様子は、心がざわつくような恐怖を感じさせます。桃子役の江口のりこは、内面の葛藤を繊細に表現しており、画面に釘付けにされました。観ているうちに、最初は単純に思える事象が、次第に思いもよらぬ方向に展開していくことに驚きます。

2024.10.16
えみちん/20代/女性
0
最初はお淑やかだった江口のり子が、段々と狂っていく姿に目が離せなかったです。とてもリアルで胸が苦しなる内容でした。

2024.10.2
パ二パ二パンダ/30代/女性
0
どこにでもいそうな主婦の日常が不穏な出来事で、脅かされる緊張感がよく出ていました。姑の小言や夫の無関心にストレスを募らせていく桃子の心理描写が上手く、丁寧な暮らしに過剰にこだわることで現状の問題や劣等感から目を背ける弱さに共感してしまいました。

2024.10.2
YOHN/20代/女性
0
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
現実世界に起こりそうな展開が続いて、切なくなったりハラハラしたり引き込まれました。




