映画「猫は逃げた」は、「愛がなんだ」「街の上で」の今泉力哉が監督、「性の劇薬」「アルプススタンドのはしの方」の城定秀夫が脚本を担当したラブコメディです。
お互いに不倫をして離婚間近の夫婦4人が、どちらが飼い猫を引き取るかというやりとりをしているうちに、猫が行方不明になります。
のんびりとした描写の中で不器用な大人達のリアリティ溢れる恋愛構図には引き込まれ、演出や展開にはおもわず感心してしまいます。
| 制作国 | 日本 |
| 作品カテゴリー | 映画 |
| 公開日 | 2021年 |
| 作品ジャンル | ラブストーリー・ラブコメディ,R指定 |
| 公式サイト |
映画「猫は逃げた」のあらすじ・キャスト
漫画家の亜子は、年下の編集者の松山と不倫中。週刊記者である夫の広重は、職場の同僚の真実子と不倫中。
2人の夫婦仲は冷め切っていた。2人は飼い猫のカンタをどちらが引き取ることかを含めて、離婚に向けての話し合いをすることに。亜子の物言いはストレートでわかりやすいが、広重に本当の想いは伝えきれていない。
一方、広重は不器用で優柔不断な男だ。亜子と離婚したくないと思いながらも、真実子にも優しくしてズルズルと関係を続けていた。
そんな中、カンタがいなくなり2人でカンタを探すことに。冷め切った夫婦の関係は、カンタを探すうちに変化を遂げるのか。
- キャスト
- スタッフ
町田亜子[山本奈衣瑠] 町田広重[毎熊克哉] 沢口真実子[手島実優] 松山俊也[井之脇海] 中村久美 伊藤俊介 芹澤興人
【監督】
今泉力哉
【音楽】
菅原慎一
【脚本】
城定秀夫 今泉力哉
【製作】
與田尚志 久保和明 直井卓俊
映画「猫は逃げた」のレビュー
親と見るの気まずい 胸糞 モヤモヤ
不倫がテーマということもあり、アンモラルな作品だった。
ドロドロしたストーリーを楽しみたい場合はオススメだと思う。
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
猫がメインかと思いきや、まさかのW不倫展開でびっくり!猫を使ってそんな話にするなんて、意外すぎるけど面白かった。かんたが無事で本当に安心したけど、不倫後に平然と日常に戻れる描写がリアルすぎてゾッとした。人間ドラマの深さと猫の存在が妙に心に残る作品でした!

