映画「アンデッド 愛しき者の不在」は、「ぼくのエリ 200歳の少女」の原作者ヨン・アイビデ・リンドクビストの小説を映画化した北欧ホラーです。
監督・脚本は本作が長編デビューとなるテア・ビスタンダルとリンドクビストが共同で務めています。主演はレナーテ・レインスベ。亡くなったはずの愛する者が蘇るという現象を通して、喪失と愛を描きます。
| 制作国 | ノルウェー/スウェーデン/ギリシャ |
| 作品カテゴリー | 映画 |
| 公開日 | 2025年1月17日 |
| 作品ジャンル | ホラー・パニック,サスペンス・ミステリー |
映画「アンデッド/愛しき者の不在」のあらすじ・キャスト
現代のオスロ。アナは最愛の息子を亡くし、父マーラーと共に深い悲しみに沈んでいた。
ある日、マーラーは墓地で不可解な音を聞き、衝動的に孫の墓を掘り起こす。そして、その亡骸を自宅へと連れ帰ってしまう。
孫の体は、言葉を発さず、ただ呼吸と瞬きするだけ…。
そんな亡骸と共に、二人は人目を避けて山荘での生活を始めるが、その静かな暮らしは長くは続かず、招かれざる訪問者が現れる。同じ頃、他の家族にも同様の悲劇と奇妙な出来事が起こっていた。
- キャスト
- スタッフ
レナーテ・レインスヴェ ビヨーン・スンクェスト ベンテ・ボシュン オルガ・ダマーニ アンデルシュ・ダニエルセン・リー バハール・パルス イネサ・ダウクスタ キアン・ハンセン
原作・共同脚本[ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト] 監督/共同脚本[テア・ヴィスタンダル]
映画「アンデッド/愛しき者の不在」のレビュー
これまでのゾンビ映画の枠を超え、喪失と再生を描いたメランコリー的な映画。
北欧ホラーはセリフ少なめで静かに淡々と進みながら深いテーマを描いていく。
死んだ息子が突然戻ってきた? しかし言葉を発せずただ息をしているだけ・・・切なく苦しい作品だった。

