トイ・ストーリー3

映画「トイ・ストーリー3」は、ピクサー製作の人気CGアニメシリーズ第3弾。ディズニーピクサーとしては11作目の作品で、おもちゃの居場所探しがテーマとなった大人向けのストーリーになっています。
新キャラクターたちの活躍も必見。新たな仲間や試練が待ち受ける中、友情や絆の大切さを描いた、涙なしには見られない感動の物語。
まだ善悪も倫理観もない幼い子どもたちに壊されてしまうおもちゃの恐ろしい現実、恐怖で支配するくまのぬいぐるみの「ロッツォ・ハグベア」など、おもちゃからしたら恐怖でしかなく、子ども目線では大切にしていたおもちゃがひどい扱いを受けるシーンはトラウマ級で、大人でも見ていられなくなるシーンがあります。
アンディが大学生になろうとしている頃、もうおもちゃで遊ぶことはない年齢ですが、大切に思っているウッディやバズたちを捨てるつもりはないのですが、アンディの家族の言葉を聞いたバズやジェシーは自らサニーサイド保育園行きの段ボールに入り込んでその場を去ってしまうという悲しい別れからスタートします。
ウッディ、バズ、ジェシーがバラバラになってしまうも、仲間の厳しい現実から逃れるために互いを助け合い、おもちゃ自身が本当の居場所を見つけていくというハートフルな内容がメインシナリオです。
途中でこれまでの仲間とバラバラになってしまう様子、平穏そうだと思った場所が実はとんでもない危険な場所だったということに気づくシーン、家に帰りたいと願ったり、仲間に会いたいと願ったりするシーンもあり、ホラーな要素、感動的な要素が合わさっています。
前半は理不尽な環境に苦しみつつ、新しい場所を探して不安を抱えながら前に進むシーンが印象的で、後半は自分たちの置かれた状況を積極的に行動して変えていき、自分が望む場所にいようとする決意のもとに願望を叶えていく展開です。
本来、おもちゃは自分で居場所を選べないですが、この点は現実の人間の姿に重ねてみることで大人たち、子どもたちへの強いメッセージになっています。
サニーサイド保育園を脱出してからは、ゴミ集積場や焼却炉でひと悶着あり、なんとかアンディの家に帰還して、ウッディが仲間とともに新たな持ち主「ボニー」の所に向かう決断をします。
この過程で、アンディも自分が大切にしていたおもちゃを幼いボニーに譲ることに躊躇する様子がありますが、大人になって世代交代する状況での人間らしい慈愛の心で見送っており、直接語られてはいませんが、まるで親から子へ、先輩から後輩へと伝統や命が引き継がれていくようなシーンが最後に描き出されます。
映像描写も若干夢に中にいるようなキラキラとした靄がかかったようなまぶしく明るい雰囲気で、アンディにとっては屋根裏部屋におもちゃをしまいこむよりも、ボニーに譲ったほうが「ふさわしい」と考えたようです。
おもちゃ同士のつながり、人と人のつながり、成長に伴って変わっていく子どもの様子、いつかは手を離れていく子どものおもちゃ、また、子どもが成長すれば子どもは親元から離れていくという成長の喜びや独り立ちのめでたい様子、少しさみしいと感じる親心などさまざまな心理的描写が多く、子どもには少し難しい内容になっていました。
大人が見るのと、子どもが見るのとでは感じ方が全く異なる作品です。子ども目線では、捨てられそうになった悲しいおもちゃが、やさしい持ち主の元にもらわれてよかったと感じるくらいかもしれませんが、大人になり、子育てや親子関係の事情、時間の流れで変わってしまう物事の儚さを知ると見え方が全く変わってきます。
制作国 | アメリカ |
---|---|
作品カテゴリー | 映画 |
制作年 | 2010年 |
作品ジャンル | ファンタジー・アドベンチャー,アニメ |
あらすじ
前作から6年。おもちゃたちの持ち主・アンディは、17才になっていた。
大学へ行くことが決まり、部屋の片づけをするアンディ。彼は、おもちゃたちの整理にも取り掛かり始めていた。
そんな中、おもちゃたちは誤ってサニーサイド保育園へ送られてしまう。 保育園は、まるで天国のようなところだった。保育園に住むおもちゃたちは、アンディのおもちゃたちをあたたかく迎え入れた。そして、人間の子供たちも彼らを優しく扱ってくれた。
アンディのおもちゃたちは、ここに住処を変えることを考え始める。だが実は、サニーサイド保育園のおもちゃたちには裏の顔があるのだった…。
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レビュー 21件
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〜2
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〜1
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素晴らし過ぎます!
多分トイ・ストーリーシリーズで最高傑作に分類してもいいんじゃないでしょうか。
ストーリーもいいんですけど、何よりラスト。あれは泣いちゃいますね。泣けますし、全体的に凄い考えされられました。これはずっと語り継いでほしい名作ですね!
心温まる 記憶をなくしてもう一回見たい
アンディとおもちゃ達との別れは思わず胸が苦しくなりました。
新たなキャラクターたちも魅力的で、少しダークな一面は、観ていて面白かったです。
涙なしには見られない
やっぱりトイ・ストーリーシリーズ最高!
最後のシーンは何度観ても泣いちゃう。
子どもから大人への成長、そして「手放す勇気」を教えてくれた。
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
ただの映画以上のものを感じた。ウッディやおもちゃたちの姿に、自分の不安や葛藤を重ねてしまった。社会や仕事への不安、役立たずだと感じていたあの頃、彼らと共に進んでいく姿に心が震えた。アンディとの別れのシーンは涙が止まらない。おもちゃたちを大切に思い、手放すことの意味が深すぎる。今でも何度観ても心が揺さぶられ、泣かずにはいられない。この映画は、僕の心を救ってくれた一作だ。
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
トイ・ストーリーシリーズ事実上の完結編。アンディが大人になって家を出るとともに、「成長」と「自立」を余儀なくされるウッディたち。おもちゃとしての彼らの「就活」と「別れ」、「新たな出逢い」を描いた感動ストーリー。きっと誰もが涙する。
アンディとの別れは全ての視聴者にとって心に響く瞬間で、特に焼却炉でのシーンは圧倒的な感動を呼びます。ウッディとバズの友情が試される場面にも胸が熱くなり、最終的な別れのやり取りがとても印象的。また、サニーサイド保育園の暗い秘密が現実社会の格差を反映しており、物語に深みを与えています。これでおもちゃたちの物語が締めくくられたことに、感慨深いものを感じました。
シリーズ最高傑作! 周囲でも推す人は多い。成長と別れのシーズン。自分のおもちゃ、忘れてしまったものも多いなと反省も促された。保育園でのヒエラルキーは壮絶だった。おもちゃたちにはごめんだけど、笑えてしまう。
トイストーリーはここで完結でいいと思うくらい、トイストーリー完結編として完璧な完成度。本作では今まであまりフォーカスされてこなかったアンディにもフォーカスされているのが良かった。壮大なシーンも保育園の中の出来事と思うと可愛くて楽しい気持ちで観られる。
最後のシーンは大号泣。アンディと同い年で、トイストーリーと共に成長してきた私にはたまらない作品。
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