映画「モンキーマン」は、俳優デヴ・パテルが監督・脚本・原案・製作・主演を務め、8年の歳月をかけて完成させた初監督作品です。
ゲット・アウトのジョーダン・ピールがプロデュースを手掛け、その才能を絶賛しています。
架空のインド都市を舞台に、母を殺された男の壮絶な復讐劇を描く本作は、香港や韓国のアクション、ハリウッド的なスケール感を融合させた、全く新しい復讐アクション超大作といえるでしょう。
| 制作国 | アメリカ |
| 作品カテゴリー | 映画 |
| 公開日 | 1970年1月1日 |
| 作品ジャンル | アクション・バトル |
| 公式サイト | 公式サイトへ移動する |
映画「モンキーマン」のあらすじ・キャスト
幼い頃に母を殺され、人生の全てを奪われた青年キッド。彼は猿のマスクを被りモンキーマンと名乗り、闇のファイトクラブで“殴られ屋”として日々を過ごしていた。
どん底の生活の中で、彼は長年怒りを抑え込んできた。
ある日、キッドは自分から全てを奪った者たちが集う場所へ潜入する方法を見つけ出す。ついに復讐の機会を得た彼は、これまで押し殺していた怒りを解き放ち、復讐の化神となって壮絶な戦いに飛び込んでゆく。
- キャスト
- スタッフ
デブ・パテル シャルト・コプリー ピトバッシュ ビピン・シャルマ シカンダル・ケール ソビタ・ドゥリパラ
監督・脚本・主演[デヴ・パテル] プロデューサー[ジョーダン・ピール] バジル・イワニク エリカ・リー
映画「モンキーマン」のレビュー
このレビューはネタバレを含みます
序盤からアクションのテンポが心地よく、勢いに乗ったまま駆け抜ける作品。至近距離の肉弾戦は『ジョン・ウィック』や『アトミック・ブロンド』を思わせるが、インドの神話や信仰を下敷きにした物語が独自の味を出している。私怨から始まり、怒りの象徴として戦いに身を投じる流れには、ジョーダン・ピールのプロデュースらしさも感じられた。監督・脚本・主演を務めたデヴ・パテルの熱量が画面越しに伝わる。
復讐に燃える男が闇のファイトクラブで猿のマスクをかぶり、命がけの戦いを繰り広げるアクション映画。キッドの痛みと怒りが画面を通じて伝わり、その感情に引っ張られました。復讐劇の中での闘いのシーンは非常に迫力があり、どこまでもエスカレートしていく怒りが全体を通して強い印象を与えます。最後の決戦に向かうまでの緊張感も素晴らしいです。

