美晴に傘を

制作国日本
作品カテゴリー映画
公開日2025年1月24日
作品ジャンルドラマ
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キャスト

【出演】
善次[升毅] 透子[田中美里] 美晴[日髙麻鈴] 光雄[和田聰宏] 桐生[上原剛史] 正野[井上薫] 二郎[阿南健治] 凛[宮本凜音]  
【スタッフ】
脚本/監督[渋谷悠] プロデューサー[大川祥吾]  


あらすじ


北海道の漁師・善次は、喧嘩別れした息子・光雄を亡くした悔いを抱えていた。

息子の四十九日前、東京から息子の妻の透子と孫娘たちが訪れる。孫の美晴は聴覚過敏を持つ自閉症だ。

初めて会う家族との交流で、善次は息子への想いを深めていく。また、美晴も父が遺した絵本を支えに変化を見せる。喪失から再生へと向かう家族の物語。



作品概要


「美晴に傘を」は、渋谷悠監督の長編デビュー作です。

主演を升毅が演じ、共演には田中美里、日髙麻鈴らが名を連ね、北海道の漁師町で、亡き息子と疎遠だった父が、残された妻と障がいを持つ孫娘との交流を通し再生していく様子を描きます。

家族の喪失と絆を繊細に描くヒューマンドラマです。



予告動画

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2025.7.12

チサタキ33/20代/男性

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美晴を演じた日高麻鈴、最初はちょっと戸惑ったけど、最後には彼女がこの役を引き受けたこと自体が答えなんじゃないかと思えてきた。聴覚過敏の描写って難しいし、日常の些細な音に反応するシーンがあることで、彼女の置かれてる立場が少しずつ伝わってきた。和田聰宏の父親像もよかった。台詞少なめだけど、表情と間で十分伝わってくるし、最初は不器用なだけかと思ってたけど、後半に向けての変化がすごく自然だった。みんなが一緒に食卓を囲むシーンが増えてくると、こっちも少しずつ心がほぐれてくる感じがした。。舞台挨拶で監督が話していた「親が子を想う時間の逆転」ってテーマは、後から思い返すとかなり深い。エンタメではなく、生活の一部をすくいとったような一本だった。



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