ババンババンバンバンパイア

映画「ババンババンバンバンパイア」は、奥嶋ひろまさによるラブコメ漫画を原作とする実写映画です。

主演は吉沢亮が務めます。本作はとにかくハチャメチャでクセの強いキャラクターが魅力です。

吉沢亮をはじめとした個性派の俳優が多数出演しており、世界観がよく再現されています。爆笑間違いなしの作品です。


奥嶋ひろまさによる別冊少年チャンピオンで連載中の同名コミックを実写映画化した作品です。
銭湯の住み込みで働いている450歳のバンパイアが、銭湯の一人息子・18歳童貞の血を求めて童貞喪失を阻止しようと奮闘する姿を描くコメディです。
当初は、2025年2月14日にロードショー公開予定でしたが、おそらく吉沢亮の自宅マンション隣室への無断侵入の影響で公開が2025年7月になりました。

漫画原作ものなので、漫画展開だろうなと思っていましたが、まさにその通りでした。
展開はまさに、漫画。
でも、このノリがだんだん面白くなってきます。
漫画を未読の方でも、十分に楽しめる内容になっています。
いつのまに、この世界観にハマり、笑って楽しめる作品になっています。

原作のファンはマストですかね。
原作漫画ファンに方々には実写化というのは作作品によって賛否あるでしょうが、今作はどう捉えられたんでしょうか。
原作を知らないビギナーでも、優しい内容になっていたと思います。

吉沢亮ファンもマストですね。
シリアスな吉沢亮もいいですが、コメディな吉沢亮もとても魅力的です。
全体的には漫画原作ということもあり、タッチは軽いものになっています。
気軽にサクッと楽しめる作品になっています。
深夜に一人でじっくり観るというより、友達とワイワイ言ってポップコーン食べながら観るのにちょうどいい作風ですね。
そんな肩肘を張らない軽さがこの作品の魅力になっていますよ。

そこそこ笑かせに来ているので、コメディ要素は強めです。
その分、ドラマ的には薄めです。
この手の作品にドラマ的な厚みはかえって邪魔になるかもしれませんね。
ドラマの厚さはあまり感じませんが、とにかく気軽に観れるのがいいです。
記憶にあまり残る作品ではないですが、観ている間は十分楽しむ事が出来るエンタメテーメントです。

今作は松竹作品。
映画会社にはそれぞれ独特な匂いみたいなものがあります。
松竹のコメディって、作品によってはなんかわずかにちょっとだけズレているというか、垢抜けていないところがあるな…って昔から思ってるんですが、今作はそういう意味では松竹の垢抜けていないところはあまり感じられませんでした。
映画会社には今でもちゃんと得意分野があって、今作は東宝向きなんかなと思ってました。
でも、松竹でもちゃんとこのノリの作品をしっかり作っていることに安堵感を覚えました。
物語もわかりやすくストレートなメッセージで観やすいです。
テンポもいいし、見せ場も見どころもちゃんとあります。
物語に起伏もはっきりあって、観やすくなっています。

実は、今まで吉沢亮のコメディって、なんかちょっと浮いている感じがするって思ってたんです。
男前すぎて綺麗なビジュアルすぎて、バカっぽい笑いが似合わないんじゃないかと思っていたんですが、今作はそんな思いを払拭してくれました。
むしろ吉沢亮のコメディ感が、間の取り方とかセリフとかが上手い具合に絡み合ってこの作品の質を上げていたように思えます。

ただ、笑い的にはハマる人にはハマる笑いなので、引いちゃう方もいるかもしれないです。
ハマれば、初めから終わりまで、ずっと笑っていられると思います。
でも、今作はちゃんと万人受けする笑いになっているのはいいですね。

監督は、「一度死んでみた」などの浜崎慎治です。
この手のタッチのコメディは上手いですね。

エンドロール後に一瞬だけ映像がありますので、最後まで観てくださいね。

吉沢亮は、2025年6月に「国宝」が公開され、今作と共に主演作が続きました。
「国宝」は興行収入が125億円(2025年9月初旬現在)を超える特大ヒットになりましたが、今作はというと約5億円と期待外れの興行収入になってしました。
作品の内容自体は悪くはないので、この差はターゲットの違いやタイミングの問題なんでしょうか。
しかし、歌舞伎を舞台にした「国宝」が東宝で、コメディの今作が松竹というのは、なんかちょっと変な感じですね(笑)。
普通に考えれば、逆なような気がしますが、これはこれでありなんでしょうか。

【書いた人】
映画大好きroninです。
年間、劇場など新作を350本前後、その他配信などで約700本以上の映画を観ています。
ラジオドラマを数本、映画のシナリオや企画も執筆しています。
たまに映画のトークイベントやラジオにも出演。
映画検定2級。
アメブロで映画のブログやってます!
https://ameblo.jp/roninfilms/



制作国

日本

作品カテゴリー

映画

公開日

2025年7月4日

作品ジャンル

ラブストーリー・ラブコメディ

公式サイト

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あらすじ


銭湯で働く森蘭丸は、450年生きてきたバンパイアである。至高の血とされる「18歳童貞の血」を求め、銭湯の一人息子である15歳の李仁の成長と純潔を日々見守っていた。

ある日、李仁がクラスメイトの葵に一目惚れしてしまい、蘭丸は彼の童貞喪失を阻止するため奮闘する。

だが、蘭丸自身が葵に好意を持たれ、バンパイアハンターや葵の兄も現れ事態は混迷。さらに蘭丸の兄である長可も姿を見せる。
ドタバタの連続ストーリーが展開していく。



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レビュー 3件

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2025.8.19

ひろまりちゃん/30代/女性

4.0

0

面白い


原作のBL要素もほどよく残っていたし、同時期に上映された国宝との見比べも出来てコメディ俳優としての吉沢亮を堪能した。

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2025.7.7

ナッシー/30代/女性

4.0

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めちゃくちゃくだらないけれども、声出して笑っちゃうほど面白い。吉沢亮って、本当に役の振り幅あって凄いなって感じるし、歌がうますぎてビックリした。

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2025.7.5

ごんべ/20代/女性

4.0

0

面白い


くだらな過ぎる映画。最初はぶっ飛び過ぎてるところがあってそのくだらなさに慣れが必要だったが、この世界観に慣れてからはすごく面白かった。やはり吉沢亮はコメディだよなと思った。アニメより面白かった!


キャスト

【出演】
森蘭丸[吉沢亮] 立野李仁[板垣李光人] 篠塚葵[原菜乃華] 森長可[眞栄田郷敦] 坂本梅太郎[真島真之介] フランケン[関口メンディー]  
【スタッフ】
原作[奥嶋ひろまさ] 監督[浜崎慎治] 脚本[松田裕子] 製作幹事[松竹/テレビ朝日]  


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