宮本茉由、ドラマ『レプリカ 元妻の復讐』で主人公の因縁の仇役に。熾烈を極める復讐劇の幕開け

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2025年7月7日(月)より放送開始のドラマ『レプリカ 元妻の復讐』に出演される宮本茉由さんにインタビュー。

宮本さんはトリンドル玲奈さんが演じる主人公の因縁の宿敵となる藤村花梨(ふじむらかりん)役を演じています。

宮本さんに、役作りや撮影現場の雰囲気など、復讐劇の舞台裏を語っていただきました。

ドラマ『レプリカ 元妻の復讐』作品紹介

「あの日、誓ったんです。残りの人生は、あの女からすべてを奪うために使うと――。」

かつて虐められ、罵られていた主人公・葵(トリンドル玲奈)は、大人になってようやく自分を愛してくれる理想の男性・藤村桔平(木村了)と出会い、結婚。しかし、彼は別の女性と浮気し、離婚を余儀なくされてしまう…。しかもその相手は子供のころから葵のことを虐めていた主犯、花梨(宮本茉由)であった―――。

復讐を固く心に誓った葵は、整形手術で顔を変え、体を変え、利き手までも矯正、「伊藤す みれ」というまったくの別人になりすまし、桔平と花梨に近づいていく。宿縁の相手への苛烈な復讐が、今、始まる!

レプリカ 元妻の復讐の配信サービス・あらすじ・キャスト・作品概要|ユーウォッチ
かつて「ブス」と罵られ、執拗ないじめに苦しんでいたすみれ。そんな辛い過去を乗り越え、容姿にとらわれない愛を信じ、理想の男性と結婚する。しかし幸せは長く続かず、夫は美しい女性に心を奪われ、...

ドラマ『レプリカ 元妻の復讐』公式サイトより引用

ギャップから作り出した“悪女”の姿。お芝居で心がけたこととは

ー今回、主人公の復讐の相手役ということで、実際に演じられてどうでしたか。

宮本茉由様(以下、宮本):私が今回演じた花梨は、ただひどい人、悪女という感じに見せなければならないけど、花梨の中の人間らしい部分を見つけながらお芝居をしようということも考えていました。

花梨の幼少期も想像しましたし、男性からすると「それをされたらつい許しちゃう」みたいな可愛らしい部分も出せたらいいなと思っていたので、その強弱というか、ギャップは心がけていました。

ーなるほど。まさに悪女というイメージでしたが、お芝居で難しかったことは何ですか。

宮本:まず、クランクインの前の役作りが一番難しくて…。現場に入って撮影がはじまれば監督と「もっとこうしたほうがいい」みたいなお話ができるんですけど、一番初めは自分で役作りをしないといけないので「もしそれが全然違ったらどうしよう」と思ってしまっ て。そこは少し不安でした。

ー実際に撮影が始まって、監督の反応はどうでしたか。

宮本:一度やってみた時に、本橋圭太監督が「うわー憎たらしそう、復讐したいわ(笑)」とおっしゃっていたので、「よかった!」と思い、ひと安心しました。

特に大事なシーンは何回かリハーサルもさせていただきましたし、監督と「ちょっとこういう感じでもやってみてほしい」とディスカッションをしながら何パターンか撮影して、よりよいお芝居ができたのもよかったです。

ードラマの中で、学生時代のシーンと現在のシーン両方あったかと思いますが、そこはどうでしたか。

宮本:学生時代と今で、私はずっと花梨でしたが、トリンドルさんは特殊メイクをして葵の姿になると同時に性格も変わっているような気がして…。私も花梨としてその場にいたから、葵ちゃんの時のトリンドルさんにはあまり話しかけられなかったんです。本当に最初の学生シーンで初めましてで、お互い葵と花梨でいたような感覚がありました。

でも逆に、別人に生まれ変わったすみれと花梨は表向きには仲がよくて、共演シーンも多かったから撮影の空き時間に近々一緒にご飯を食べに行こうという話ができるぐらい仲良くなれて、嬉しかったです(笑)。

トリンドルさんは難しいシーンの後には「どうだった?」とか「今日もお疲れ様」って気にかけて連絡をしてくださるんです!

ーそれくらい役に入り込まれていたのですね。他の共演者とのエピソードはなにかありますか。

宮本:千賀さんは、朝でもすごく元気で明るくて、私は低気圧の影響もあって朝のテンションは低めなので、千賀さんを真似して「おはようございます!!」くらいエネルギッシュな挨拶をしようと意識するようになりました。

木村了さんも、会ったら「元気ー?」って声をかけてくださったり、撮影の休憩中に演技の相談に乗ってくださったりしてとても優しい方です。

「前世は家族だったんじゃないか」って思うくらい仲がいい和気あいあいとした撮影現場です(笑)。

因縁の宿敵役を好演。「普段言わないことが言えるのも面白そう」

ー原作を読んだときや台本を読んだときの感想を教えてください。

宮本:私は台本の前に原作漫画を読みました。本当に面白くて、ただ花梨が最初ずっとミニスカートを履いていたから、「私もずっとミニスカートだったらどうしよう」ってちょっと心配でした(笑)。

「こんな女性もいるのか」と思う一方、セリフとして普段言わないことが言えるのも面白そうだと感じました。

ーまさに悪女らしい辛辣なセリフもあったのではないかと思いますが、演じられた役の注目ポイントはどこですか。

宮本:花梨はまさに「女性が嫌う女性」という感じです。

だから、男性と女性で花梨の見え方が変わってくるかもと思っていて、花梨の憎たらしさと人間らしさ、それぞれがよく表れたシーンには特に注目してもらえたら嬉しいです。

ー撮影をしていて特に印象的だったシーンやセリフを教えてください。

宮本:結構悩んだのは、第1話、葵ちゃんに対しての「ブース」というセリフでした。一生言わないであろう言葉なので、どういう顔をしたらいいんだろうって考えました。

ー実際に出演されて、この作品の魅力はなんだと思いましたか。

宮本:女性が女性に対して復讐するという復讐劇で、整形もして利き手も変えて、そこまでして復讐しようとする女性ってなかなかいないと思います。そういう非現実的な世界というところも演じていて楽しかったですし、撮影した映像を見るとすごく面白いんです。

今までにあまりないような復讐劇としても、この作品は面白いと思います!

ーこの作品の放送を楽しみに待つ方へ、コメントお願いします。

宮本:このドラマが放送される月曜日の夜は、また一週間お仕事が始まる憂鬱さを感じているみなさんを、刺激的な世界に連れて行ってくれると思います。

ぜひ楽しみにしていてください。

俳優・宮本茉由の“これから”。お仕事の向き合い方とファンへの想い

ー最後に、宮本さんご自身のことについても少し教えていただきたいです。お仕事をするうえで大切にされていることはなんですか。

宮本:最近は「元気よく挨拶をすること」を大切にしています。

さっきのお話と重なりますが、やっぱり朝の挨拶って大事だなと思ったので、朝早いときでも元気に挨拶をするというのは目標でもあります。

ー今回のドラマ出演が発表されてから、ファンの反応はどうでしたか。

宮本:私はいままで「いい子」みたいな役が多かったので、「どんな顔するんだろう」って楽しみにしてくださっています。

そういうコメントを見て、「すっごく悪い顔しているけど大丈夫かな」とも思いますが、私自身もドラマの放送開始が楽しみです(笑)。

ーこの前ファンクラブを開設されていましたね。

宮本:そうなんです!

私のファンの方は私の性格を分かっているみたいで、だからかわからないんですけど、なにしても「も~まゆちゃんったら~」みたいな感じで見守ってくれるんです。だからいつもその優しさに甘えちゃって(笑)。

だから私も、いつもいただいている愛をしっかり返したいですし、またいつかイベントを開催できたらいいなと思っています。

ー撮影期間中は特にお忙しいかと思いますが、リフレッシュはどうされていますか。

宮本:最近はあまり回復しきれなくて…。

「どうやってリフレッシュしてますか」って私もよく相談しています(笑)。

ーいい回答はありましたか。

宮本:マッサージとか、睡眠とか。あとはビタミンサプリがいいという方もいました。色々試しながら、いい回復方法を見つけられたらと思います。

ーおやすみの日によくすることなどはありますか。

宮本:私は結構家にいることが多いんですよ。だから自分から誘ってどこか行けるようにしたいです。車が好きで、夏も近いし海までドライブするのもいいなって思います(笑)。

ードライブいいですね。お芝居のお話に戻りまして、今後挑戦してみたい役を教えてください。

宮本:どんな役でも嬉しいですが、スリムなスーツを着てバイクを乗りこなすような、銃をバンバン撃つようなカッコいい役をやってみたいです。

ー見てみたいです!今後の展望として「こうなりたい」のイメージはありますか。

宮本:こだわりが強すぎない、しっかり柔軟性を持った人間になれたらいいなって思いま す。「こうなりない」みたいなものを具体的に決めすぎちゃうと、それにしかなれない気がするので、アバウトに。

大事にするものはちゃんと大事にして、いい意味で流れに身を任せながら、色々な作品に出演していきたいです。

宮本茉由(みやもとまゆ)プロフィール

1995年生まれ、秋田県出身。『第1回ミス美しい20代コンテスト・審査員特別賞』を受賞。TV出演を重ねながら、雑誌やC Mのモデルを務めるなど、多岐にわたって活動している。

主な出演作は、ドラマ『監察医 朝顔』(2019)、『監察医 朝顔2』(2020)、『妖怪シェアハウス』(2020)、『大病院占拠』(2023年)、『新空港占拠』(2024)など。

●Instagram @mayu_miyamoto_official

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撮影:髙橋耀太

オスカープロモーションの大型オーディションのお知らせ

宮本茉由さんが所属しています、オスカープロモーションの大型オーディション「なつキミプロジェクト2025」が始動!

モデル・俳優・声優はもちろん、インフルエンサー・ライバー・クリエイターまで、“好き”から才能を開花させるジャンルレスなオーディション。

応募期間:2025年7月1日(火)~ 8月15日(金)23:59まで

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