2025-11

ドラマ「私があなたといる理由～グアムを訪れた3組の男女の1週間～」はグアムを舞台に、悩みを抱えた3組の男女が交錯するヒューマンドラマ。夫婦、恋人などそれぞれの立場で、「人生の価値観」を問い直します。美しい海と青い空、リゾートならではの開放感の中で自分を見つめなおす群像劇。グアムで過ごす旅の終わり、果たして別れの決断を下すパートナーはいるのか...。

映画「49日の真実」は、自殺した親友をしのぶ会で死の原因を突き止めようとする心理サスペンス映画です。シェアハウスというワンシチュエーションで繰り広げられる心理戦を、15分を超える長回しシーンがさらに緊張感を高めます。ドラマで活躍中の浅川梨奈が主演、田辺桃子や佐野岳など実力派俳優がキャストに名を連ねています。

ドラマ「恋愛ルビの正しいふりかた」は人気BL漫画家・おげれつたなかの初期の名作短編を実写ドラマ化した作品。大嫌いだったはずの相手がふとしたきっかけで心が揺れ始めます。愛に不器用な2人が、すれ違いながらも少しずつ本音をさらけ出していく姿を、ユーモアと切なさを交えて丁寧に描いたラブストーリーです。

映画「ブラック・ドッグ」は、過去に傷を抱える青年が一匹の野良犬との出会いをきっかけに、人生のターニングポイントを迎える物語。孤独な者同士の心の交流を詩情的に描いています。世界の映画祭で数々の賞に輝き、カンヌ国際映画祭でもW受賞を果たした、チャイナ・ニューウェーブの旗手グァン・フー監督による心を揺さぶられる傑作。

映画「ボーイ・キルズ・ワールド」は、声と視覚を失った青年の復讐を描いたアクション映画です。ホラー映画やヒーロー映画で常識を覆してきたサム・ライミが制作を担当しました。主演のビル・スカルスガルドはハードなトレーニングと減量により壮絶な肉体改造により、「沈黙の復讐者」というキャラクターを作り上げ、意欲作です。

映画「俺ではない炎上」は、映画化もされた「六人の嘘つきな大学生」などの作家である浅倉秋成の同名小説を映画した作品です。SNSで身に覚えのない殺人犯にされてしまう主人公の逃亡劇を描いています。主人公を阿部寛が演じ、芦田愛菜や藤原大祐、なにわ男子の長尾謙杜ら豪華キャストが共演する、サスペンスミステリー映画となっています。

アニメ「cocoon（コクーン）～ある夏の少女たちより～」は、2025年3月に先行放送され反響のあったアニメで、8月にNHK総合で放送開始。太平洋戦争末期の沖縄を舞台に、青春まっただ中の女学生・サンと仲間たちが、戦争によって過酷な運命をたどる物語。命とは、成長とは何かを深く問いかけ、戦争の痛ましさを訴える作品です。

映画「ダマガール」は、ストリートけん玉というジャンルで友情を描く、青春エンタメ映画です。不慮の事故をきっかけに離れ離れになった中学生のマヤとミチルが、けん玉選手権で世界一を目指し、元親友との友情を取り戻します。現役けん玉プレイヤーのYUAと、トッププレイヤーのNOWAが、演技初挑戦ながら見事にマヤとミチルを演じました。

映画「アイム・スティル・ヒア」は、ブラジルの名監督ウォルター・サレスが、ブラジルの軍事独裁政権下の実話をもとに描いた作品です。突然軍に連行され消息を絶ったルーベンス・パイヴァ。ルーベンスの行方を探し続ける妻エウニセは、政権の弾圧に負けず声を上げ続けました。97回アカデミー賞で、国際長編映画賞を受賞。名優フェルナンダ・トーレスが主演を務めます。

映画「トラップ」は、鬼才M・ナイト・シャマランが監督・脚本を務めたサスペンススリラーです。娘思いの父親が、裏では残虐な連続殺人鬼であるという衝撃的な展開を描きます。ライブ会場を舞台とした緊迫した心理戦が見どころで、シャマラン独自の世界観が詰まった作品として楽しめます。

映画「サスカッチ・サンセット」は、森深い北米の大自然を舞台に、謎の生物<b>サスカッチ</b>の一家が繰り広げる旅を描いた異色作です。自然の雄大さとサスカッチの営みを、映像美と穏やかな音楽でドキュメンタリーのように描きます。全編セリフなしのサスカッチ視点で送る、陽気で呆れるほど痛烈なネイチャー・アドベンチャーです。

映画「年少日記」はアジアの映画祭で高い評価を受け、多くの賞に輝いたニック・チェク監督による鮮烈なデビュー作。ある高校教師の記憶をたどりながら、幼少期の苦しみや切なさをどう乗り越えていくかを描いたヒューマンドラマです。後悔を抱える主人公の内面を丁寧にすくい上げた映像表現が観る者の心に静かに深く響きます。