2025-12

ドラマ「しあわせは食べて寝て待て」は、水凪トリの漫画を実写化したヒューマンドラマです。主演は桜井ユキ。主人公が病気になったことで多くのものを失いながらも、新たな出会いと暮らしで本当の幸せを見出していくストーリーはとても心が温まります。「薬膳」というキーワードもポイントで、このドラマを見ると体にいい生活をしたくなります。日々の生活に疲れた人にはぜひ見てほしい作品です。

ドラマ「災」は、世界で注目される監督集団「5月」のメンバーが監督・脚本を務めるサイコ・サスペンスドラマ。これまでのサスペンスドラマとは一線を画すオリジナリティあふれる作品です。主演は実力派俳優の香川照之。「ある男」という形で6役を演じ分けるその才能に魅了されます。共演陣も豪華な顔ぶれが揃っていて、見ごたえたっぷりです。

映画「ビヨンド・ユートピア 脱北」は、世界の中でも閉ざされた国として認識されている北朝鮮から、脱出しようとする人々の実態を追う貴重な映像が満載のドキュメンタリー映画です。監督はマドレーヌ・ギャヴィン監督。2023年のサンダンス映画祭にてシークレット作品として発表されました。韓国で脱北者の支援を続けるキム・ソンウン牧師は、北朝鮮から中国へ逃れ、山中で窮地に陥るロ一家5人の脱北支援に乗り出す。今回の彼の任務は幼い子ども2人と80代の高齢者を含む多人数の脱北の支援で、困難を極めるものだった。

映画「マッド・マウス ミッキーとミニー」世界的な人気を誇るミッキーマウスが殺人鬼となってしまうサバイバルスリラー映画。1928年にウォルト・ディズニー社が製作した「蒸気船ウィリー」の著作権が切れたことで、「蒸気船ウィリー」に登場するミッキーマウスをマッド化した作品です。ディズニーファンにはおススメできませんが、スリラー好きにはおススメです。

アニメ「アン・シャーリー」は、世界名作劇場「赤毛のアン」でも知られるL・M・モンゴメリによるベストセラー小説「赤毛のアン」を原作に、老兄妹に引き取られた孤児のアンが友人たちと共に成長していく過程を描くアニメ。監督は「しまじろうのわお! しまじろうとくじらのうた」などを手掛けた川又浩が、アニメーション制作はアンサー・スタジオが担当しました。

映画「禁じられた遊び」は、清水カルマ原作、監督は「リング」なども手掛けた中田秀夫氏のホラー映画。幼い子どもの純粋な心、大切な人を失いたくない想い、親子の他愛ない冗談や遊び心から始まってしまった怪奇現象を描きます。ファンタジー要素や宗教要素も含みながら超常現象を恐ろしくも共感できる形で描いた作品です。

映画「ミンナのウタ」は、清水崇監督、主演「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のホラー映画です。謎のカセットテープを聞いてしまってからメンバーが失踪し、タイムリミットもある中、真相解明のために奔走するストーリー。清水崇監督は「犬鳴村」なども手掛けており、恐怖演出や怖さには大いに期待できる作品。

映画「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」は、先住民の住む土地で石油が発掘され、先住民が謎の死を遂げていく闇の真相を解き明かしていく事実に基づくストーリー。デヴィッド・グラン氏「花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」を原作にした作品。実際にあった出来事を元に作られた作品で、アメリカの消された歴史に迫る西部劇的映画。

映画「じょっぱり 看護の人 花田ミキ」は、戦中戦後の激動の時代に保健と看護に尽力した実在の看護師の生涯をモデルとした映画。監督は自身も幼いころ花田に助けられたことがある五十嵐匠、主演はベテラン俳優の木野花です。花田ミキがどのような覚悟と信念をもって生きたのかが伝わってきます。ところどころ涙が溢れる感動のヒューマンドラマ作品です。

ドラマ「あの子の子ども」は、蒼井まもるの人気漫画を原作に実写化したテレビドラマ。高校生の妊娠をテーマとした重い内容となっています。「子どもができた高校生」という難しい役どころを桜田ひよりと細田佳央太が演じます。二人がこの事実にしっかりと向き合い、考え、答えを出していく過程がとても丁寧に描かれています。周囲の人々の反応などリアルさも追及されていて、見ごたえ十分です。