人気の泣ける映画をご紹介!「思いっきり涙を流したい」「じーんと心温まる映画を見たい」。定番のラブストーリーや家族愛、友情や絆を描いた物語。号泣必至の感動作から、ホロリと涙がこぼれて温かい気持ちになれる映画など、洋画・邦画のおすすめ40作品を紹介します。
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- 【洋画編】泣ける映画おすすめ25選
- 最強のふたり(2011年)
- I am Sam アイ・アム・サム(2001年)
- タイタニック(1997年)
- ニューシネマ・パラダイス(1989年)
- きみに読む物語(2004年)
- 最高の人生の見つけ方(2007年)
- 世界一キライなあなたに(2016年)
- ライフ・イズ・ビューティフル(1998年)
- グリーンマイル(1999年)
- ワンダー 君は太陽(2017年)
- シンドラーのリスト(1993年)
- 私の中のあなた(2009年)
- しあわせの隠れ場所(2009年)
- ショーシャンクの空に(1994年)
- フォレスト・ガンプ 一期一会(1994年)
- ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年)
- レナードの朝(1990年)
- レオン 完全版(1994年)
- 私の頭の中の消しゴム(2004年)
- シザーハンズ(1990年)
- インターステラー(2014年)
- ボヘミアン・ラプソディ(2018年)
- コーダ あいのうた(2021年)
- アルマゲドン(1998年)
- ミリオンダラー・ベイビー(2004年)
- 【邦画編】泣ける映画おすすめ15選
- 泣ける映画を見れるおすすめの動画配信サービス
【洋画編】泣ける映画おすすめ25選
最強のふたり(2011年)

2011年に公開されたフランス映画。事故で首から下がマヒした富豪と、その介護のために雇われた貧困層の黒人が次第に心を通わせていく内容となっており、実話をもとに作られています。
この映画では、富豪でプライドの塊のような男であるフィリップに対して、遠慮することもなく障害を茶化すようなジョークも飛ばしますが、非常に愛嬌のある介護人のドリスが印象的です。
荒い面がありながらも、フィリップを1人の人間として扱うドリスの立ち振る舞いには考えさせられるものがあります。
本当に人と心を通わせるならば、上面だけの関係ではなく、相手の心に本音で入り込まなければならないということを教えてくれる感動の超大作です。
I am Sam アイ・アム・サム(2001年)

7歳児と同等の知能である知的障害のサムが主人公の映画。 コーヒーショップで働くサムは娘と二人で寄り添って生活していましたが、サムの知的障害を理由に娘と引き離され、サムは敏腕弁護士を雇って法廷で闘うことになります。
ショーン・ペンが演じるサムは、人としての優しさに溢れており、サムが娘を思う気持ちには心が温まります。 敏腕弁護士や障害を持つ友達など周りの人との交流も、自然と涙が流れ出るような幸せな気持ちにしてくれます。作品にはビートルズの名曲が使われており、ジーンと心に響く音楽もおすすめです。
あらすじ
7歳と同じくらいの知能しか持たない知的障害のサムは、スターバックスで働きながらルーシーという娘を育てていた。
母親はルーシーを生んですぐに姿を消したが、周囲の人にも恵まれ、二人は幸せに暮らしていた。しかしルーシーが成長し、7歳になるころには知能が父親に追い付こうとしていた…。
そしてソーシャルワーカーに、今後サムにはルーシーを育てることはできないと指摘されて、ルーシーは施設で暮らすことに…。
どうしてもルーシーとの日々を取り戻したいサムはエリート弁護士のリタに依頼をして法廷で闘う決意をする!サムとルーシーの日々は戻ってくるのか…?
タイタニック(1997年)

1998年のアカデミー賞で賞を総なめにし、社会現象を起こしたジェームズ・キャメロン監督の壮大なラブストーリーです。映画史上最高の興行収入を記録し、一時期はギネスにも登録されたほどです。
実際に起きた英国客船・タイタニック事故(1912年)や、その頃の身分制度を忠実に再現し、ケイト・ウィンスレット演じる上流階級のヒロインと、レオナルド・ディカプリオ演じる下層階級の青年の悲劇の恋が描かれています。
他にも家族愛や自分を犠牲にする愛など、様々な愛の姿が胸に迫ります。3時間を超える長編映画ですが、緊迫したストーリー展開と沈没事故の悲劇がリアリティに溢れていて、あっという間に感じてしまいます。
あらすじ
若き画家、ジャック・ドーソンはポーカーに勝ち、タイタニック号の乗船券を手に入れた。タイタニック号の中でジャックは、上流階級のお嬢様ローズ・デウィット・ブケイターに出会う。
ローズにはすでに決まった婚約者がいた。しかし、身分の違いも超えて惹かれ合ってしまうジャックとローズ。2人の恋路の前に立ちはだかるのは、身分の差だけでなく、巨大な氷山だった。
沈まない船と銘打たれていたタイタニック号は氷山に激突し、沈み始めてしまう。ジャックとローズは無事に脱出し、結ばれるのか。
ニューシネマ・パラダイス(1989年)

いわずとしれた名作である「ニューシネマ・パラダイス」は、映画好きの少年トトと、映写技師のアルフレードの交流を主に描きます。
二人の親子のような絆の深さが愛くるしくて、たまりません。世代を超えた二人の触れ合いがリアリティを持って描かれており、感情移入がしやすくなっています。
ずっと子供時代のトトが描かれているのではなく、青年や大人のトトの姿も描かれていきます。そんな、トトとアルフレードには中盤辺りで、とある悲劇が起こります。
ですが、その困難を何とか乗り越え、責任を果たそうとする二人の姿が健気で、見ていて心を更に動かされてしまいます。最後まで目が離せないストーリーになっているので、是非、その目で結末を目撃してください。
きみに読む物語(2004年)

1940年代のアメリカ南部の小さな町で恋の物語は始まります。夏の休暇を過ごすために訪れた良家のヒロインと地元の貧しい青年との一夏の恋だったはずが、実は純愛だったという美しいストーリーです。
そして美しいラブストーリーには、美しい詩や美しいラブレターがつきものですが、本作も戦争や親の反対で引き裂かれた愛をつなぎとめたのは365通の手紙でした。
身分の違いで引き裂かれた純愛は見ているだけでとても切なくなりますが、涙なくしては見られない素晴らしい作品です。歳をとり認知症を患っているヒロインの心の反応にも注目です。
あらすじ
同じ療養施設に入っているデュークは、認知症を患い昔を思い出せない老女にノートに書かれた物語を読み聞かせている。
物語は1940年のアメリカが舞台。青年のノアは別荘にきた17歳のアリーに一目ぼれする。なんとかして振り向いてもらおうと強引にデートに誘い、次第に彼女はノアに惹かれ付き合うようになる。
だが彼女の両親は二人の交際を認めず、そのうちに戦争が始まりノアは徴兵される。アリーは裕福な弁護士ロンと婚約するが、結婚式を直前にしてアリーはけじめをつけるためにノアに会いに行く。
ノアは毎日手紙を出していたが、アリーの母親によって没収され届いていなかった。二人の青春に思いをはせる感動ラブストーリー。
最高の人生の見つけ方(2007年)

この作品では、あらかじめ余命が宣告されている主人公二人が、ひょんなことで意気投合し、行動を共にすることになります。死を決して、暗いものとして描いているのではない所が、他の映画と違う作風を感じさせてくれます。
死に向かうからこそ、できることや希望があると視聴者に訴えかけるようなストーリーが見事です。ジャックニコルソンと、モーガンフリーマンも主人公を完全に演じきっており、二人の演技力の高さには心を打たれるはずです。
人生に絶望感を抱いている人に、力強いエールを与えてくれるような作品だと思います。
世界一キライなあなたに(2016年)

働いて家族を支えなければいけないヒロインと大富豪が主人公の恋愛映画ですが、シンデレラストーリーというような単純な物語ではなく、交通事故で脊髄損傷を負い、6ヶ月後に安楽死を決めた大富豪の青年と、それを介護することになったヒロインの恋の物語です。
心を閉ざした青年の冷淡な態度に「世界一キライ」と思うヒロインですが、それでも親切に接するヒロインに青年の心もだんだんと打ち解け本来の自分を取り戻すのでした。そしてその青年の愛もヒロインの自信のなさを変えていきます。
愛は人を変え、可能性を広げるというメッセージが込められた感動のラブストーリーです。
あらすじ
イギリスの田舎町で暮らす24歳の女性ルーは、カフェでウエイトレスとして働いていたが、閉店により失業してしまう…。
ルーはその後、6カ月という期間限定の介護の仕事に就くことに。ルーが介護を担当する人物は、オートバイ事故によって2年前から四肢麻痺状態になり車椅子生活を送る元実業家で大富豪のウィルだった。
ウィルは心を閉ざしていて、ルーにもはじめは冷たく接していたが、ルーの懸命な努力もあって二人は次第に心を通わせるようになる。しかしウィルにはルーに話していない悲壮な決意があった…!それを知ったルーは…?
ライフ・イズ・ビューティフル(1998年)

1998年に公開されたイタリア映画で、イタリアの俳優、ロベルト・ベニーニが監督、脚本、主演を務めた映画です。この映画でアカデミー賞の主演男優賞を受賞しています。
ベニーニ演じるユダヤ系イタリア人のグイドが、ドーラと出会い、結婚し、息子のジョズエが誕生しますが、やがてナチスによるユダヤ人迫害で3人は強制収容所へ連れていかれます。
収容所という絶望しかない場所で、ジョズエを悲しい気持ちにさせないように、陽気に振る舞い続ける父親グイドの姿が胸を打ちます。
最後まで信念を貫く父親の姿は、涙なしでは見られません。非常に重いテーマですが、考えさせられることが多く、一度は見ておきたい映画です。
あらすじ
ユダヤ系イタリア人・グイドは、叔父・エリゼオを頼りに友人とイタリアのアレッツォ地方へやってきた。
ユーモアがあり機転のきくグイドは、給仕として働き店の客に気に入られるようになる。
そして小さなこの町で、グイドは小学校教師・ドーラと運命的な出会いをして結婚し、やがてジョズエという子供を授かる。
数年後、グイドは夢だった書店を開き家族3人で幸せな日々を送っていた。しかし、ファシズム政権下でユダヤ人に対する迫害が激しくなっていた。
ある日、北イタリアに駐在してきたナチス・ドイツにより、家族3人は強制収容所へ送られてしまう。
グリーンマイル(1999年)

「スタンドバイミー」などで有名なスティーブン・キングの小説が原作で、トム・ハンクス主演の映画です。
グリーンマイルというアメリカの刑務所の死刑を執行する場所で、トム演じる看守主任のポールやその仲間たちと、死刑囚としてグリーンマイルへ送られてきた不思議な能力を持つ優しい大男のコーフィの交流が描かれています。
電気椅子での死刑など、目をそむけたくなるシーンも多くありますが、コーフィの言動から学べることは多く、心が締め付けられます。 人に対して優しくすることはどういうことかを問う、涙なしでは見られない感動作です。
あらすじ
死刑囚が収容されている刑務所で看守を務めるポールのもとに、コーフィという大男が送られてきた。
コーフィは、いかつい見た目とは裏腹にとても優しく純粋な心を持った人物で、強姦殺人という罪状とは無縁のような人物だった…。
さらにコーフィは触ったものを治癒させる不思議な能力を持っており、神から授かった能力と捉える看守たちも、コーフィを電気椅子へ座らせるのは大きな間違いではないかと感じていた…。
やがてコーフィは冤罪であったことが分かるが、それを証明する証拠はないためコーフィの死刑の日は刻一刻と迫ってくる…。
ワンダー 君は太陽(2017年)

R・J・パラシオのベストセラー小説「ワンダー」原作の作品です。 病気が原因で、他の人とは異なる顔を持つ少年オギーが、小学校5年生ではじめて小学校へ通い始め、最初は周囲の子供からいじめを受けますが、次第に周囲の子と心を通わせていきます。
いじめや差別など辛いことを、家族に励まされながら乗り越えていくオギー少年の頑張りには胸が痛くなります。しかし、その後の展開はオギー少年の魅力が詰まった温かいものです。
人との交流には外見ではなく内面を見ることが大切だという根本的なことを教えてくれる作品です。
あらすじ
オギーはニューヨークに住む10歳の少年。 彼は普段ヘルメットを被っている。
理由は、生まれつきの顔の形と手術跡を隠すため。オギーは遺伝子の疾患で生まれつき顔が人と違うため、複数回手術をしたのだ。
周りからの虐めや差別を懸念した両親は、オギーを学校に通わせることをせず、自宅で学習させていた。
しかし、それが本当にオギーのためになるのだろうか。小学5年生の新学期。両親はオギーを学校に通わせることにした。不安を抱くオギーの背中を、両親と、姉のヴィアが見守る。
初めてのホームルーム。オギーを待っていたのはクラスメイトからの好奇の目だった。
シンドラーのリスト(1993年)

ナチスによるユダヤ人大虐殺で、1,100人以上のユダヤ人の命を救ったオスカー・シンドラーに焦点を当てた作品。実話がベースになっていて、伝記的な作風が強いのが特徴です。
作品のテーマも重く、作品時間も3時間越えと非常に見ごたえのあるものになっています。決して、ナチスのユダヤ人の虐殺を風化させないという熱量がすさまじく、まるで映画とは思えないようなリアリティがあります。
とにかく、主人公のオスカーが自分の資産を投げ打ってでも、ユダヤ人を救おうとする心意気に胸を打たれます。
今、自分が何不自由なく生きていられるのは、何も当たり前ではないということを再認識できる、メッセージ性の強い作品です。
あらすじ
ナチスドイツが占領するポーランドで、戦争を利用して一儲けしようとする実業家のシンドラーは、工場を安価で手に入れ、迫害されるユダヤ人を安価で雇い、事業を成功させていく。
しかし日に日にユダヤ人への迫害は激しくなり、ユダヤ人の収容所には冷酷な将校が赴任してきて収容所のユダヤ人や工場で働くユダヤ人には危機が迫っていた…。
ユダヤ人が無残に殺戮されるのを目の当たりにしたシンドラーには、次第に彼らを救いたいという気持ちが芽生えた…!
金にしか興味がなかった男シンドラーは、はじめて知った「人を守りたい」という思いを叶えることができるのだろうか…!
私の中のあなた(2009年)

白血病を患う姉ケイトに、臓器の提供をさせるためのデザイナーベビーとして生まれてきた妹のアナが、臓器の提供を拒否し、両親に対して裁判を起こすストーリーです。
アナがなぜ裁判を起こしたのかの本当の意図を知った時、涙が止まりません。この映画は、人はどのように生きるのが望ましいのか、親としてできることは何か、尊厳死とはどういうことか、など様々なことを私たちに問いかけます。
主人公の母親役を演じるキャメロン・ディアスの狂気にも似た迫真の演技は、子供を病から救おうとするあまり大切なものを見失ってしまう恐ろしさを感じさせてくれます。
しあわせの隠れ場所(2009年)

アメリカンフットボールの実在する選手マイケル・オアーの半生を描いたノンフィクション『ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟』を映画化したものです。
主演のサンドラ・ブロックが演じるリー・アンが、スラム街で暮らす黒人の少年マイケルを偶然見かけ、悲惨な境遇を聞いて、養子として迎え入れ育てます。
マイケルはアンからアメフトの才能を見出され、その道を進んでいくことになります。
リー・アンの優しさや強さが、とても温かい気持ちにさせられます。生い立ちや養子ゆえの悩みに向き合っていくマイケルの姿も、胸を打ちます。 人に優しくしたいと思えるようなハートウォーミングな映画です。
あらすじ
黒人の少年マイケル・オアー(クイントン・アーロン)は、父の顔も知らず、薬物依存の母とも離れて暮らしていたためホームレス同然の貧しい生活を強いられていた。
ある日、寝床を求めて学校の体育館に向かっていると、子供を迎えに来ていたリー・アンという裕福な白人女性に声を掛けれ、彼女と夫のショーンの計らいで、リー・アンの家に居候することに。
やがて体格の良さと身体能力を見込まれたマイケルは、アメリカン・フットボール部へ入部する。
初めは全く上達せず、コーチに叱られてばかりだったが、リー・アンの良いアドバイスによってメキメキと腕を上げていき?!
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ショーシャンクの空に(1994年)

冤罪でショーシャンクの刑務所へ送られてきた銀行副頭取のアンディと、長いこと刑務所にいる囚人のレッドの交流を中心に、刑務所でも希望を失わずに生きる姿を描いています。
ティム・ロビンスが演じるアンディが、能力の高さや前向きさで、刑務所の囚人たちの環境や考え方を変えていく様子は非常に面白いです。 しかし、刑務所ゆえの悲しい出来事や怒りがこみ上げる出来事も多く、心を揺さぶられます。
モーガン・フリーマンが演じるレッドが、アンディがいう希望をなかなか信じられないのもリアルです。 そして、アンディとレッドの絆はどうなるのか、どんな環境でも希望を持って必死に生きることの大切さを教えてくれる映画です。
あらすじ
優秀な銀行マンだったアンディは、妻とその愛人を殺害した容疑で劣悪な環境で有名なショーシャンク刑務所へと送られてしまう…。
しかしアンディは決してあきらめることはなかった。ショーシャンク刑務所のなかで、自分の能力や経験を活かして地道に仲間を増やしていき、ショーシャンクの荒んだ受刑者の希望となっていった。
アンディはやがて自身の冤罪の証拠もつかむ。しかしショーシャンク刑務所の闇を知っているアンディは簡単には自由にさせてもらえなかった…。
どんなときも決してあきらめないアンディが見せてくれる未来とは?
フォレスト・ガンプ 一期一会(1994年)

トム・ハンクス主演のヒューマンドラマ。シンプルながらも説得力のある映画になっています。トム・ハンクスは主人公フォレスト・ガンプを演じており、まっすぐでひたむきな役をこなしています。
純粋で無邪気であるからこそ、多くの人を惹きつけるものを持っており、作品の中でも重要な役割を果たしています。
フォレストの生き方は不器用で、下手をしたら、損をするような性格です。しかし、彼のような人間がいたっていいと思えます。
それくらいに素晴らしい主人公なのです。見終わった後は、自分も人に対して素直でいようと思えるような、心温まる作品であるのは間違いありません。
あらすじ
他の人より少しだけ知能指数が低い少年フォレスト・ガンプは、小学校で美しくて優しい女の子のジェニーと出会う。
知能指数が低いことでフォレストはさまざまな困難に出会うが、そのたびに持ち前の俊足や優しい心を大切にして乗り越え人生を成功させていく。
しかしフォレストの思い人のジェニーは、フォレストとは対照的に挫折続きでフォレストの人生とはなかなか重ならず、すれ違ってばかりだった…。
人との出会いを大切にして人生を歩んでいくフォレストは、大切な存在であるジェニーと幸せになることができるのだろうか?
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年)

特徴的な邦題に心を惹かれた方も多いのではないでしょうか。人間の心の優しさに触れたヒューマンドラマを描いた映画になっています。
主人公であるオスカーは、親友でもあり、親子でも会った父親を9・11のテロ事件で亡くしてしまいます。そこからオスカーはそんな父親が残してくれた一本の鍵に対応する鍵穴を探す旅に出ます。
ポイントはその道中で、出会う人々や出来事が鮮明に描かれていることです。様々な出会いや出来事にオスカーが触れていくたびに、見ていて心を動かされるに違いありません。
何もしないより、どんどんと自分で足を動かして前に突き進むことの大切さを教えてくれる、涙なしでは見られない作品です。
レナードの朝(1990年)

ずっと昏睡状態にあり、開発された新薬で目覚めた主人公レナードと、新薬を開発したセイヤー博士を中心に描かれます。そんな「レナードの朝」では、人間の抱える葛藤や苦しみが見事に描かれています。
博士の開発した新薬で意識を回復するレナードでしたが、そんな彼にまたもや悲劇が起きてしまいます。レナードも博士も苦しみもがきます。
そこにどうしようもない人間らしさが描かれており、見ていて自分も涙が止まらなくなりました。それくらいの説得力がこの作品には溢れているのです。
人間らしさを大事にしたヒューマンドラマをご覧になりたい方は、本作品を強くお勧めします。
レオン 完全版(1994年)

ジャン・レノと若き日のナタリー・ポートマンの不動のコンビが抜群な作品です。とにかく、ナタリー・ポートマン演じるマチルダの可愛さにやられてしまった人も、世界中に数多くいると思います。
それほどまでに、彼女の素晴らしい魅力が前面に押し出されているのです。作品に、当時の彼女の魅力がふんだんに詰め込まれているのが良くわかります。
ストーリーも淡く切ない空気を如実に醸し出しており、レオン独特の空気感を確立しています。音楽も作品にマッチしているものばかりで、特にエンディングのスティングの「Shape of my heart」には涙を禁じえませんでした。
あらすじ
プロの殺し屋であるレオンは、レストランの店主でありながらも裏ではマフィアのボスであるトニーから依頼を受け、仕事をこなす日々を送っていた。 ある日、レオンは隣室にすむ少女マルチダと知り合いになる。
マルチダは家族から虐待を受けており、弟のマイケルにしか心を許していなかった。
そんなマルチダの父親が、麻薬密売組織の商品を横領していたことから、外出していたマルチダ以外の家族は全員殺され、マルチダはレオンに助けを求める!
そして弟のために復讐を誓うマルチダは、レオンの家事全般をしてレオンに読み書きを教える代わりに殺しの技術を教えることになり、奇妙な同居生活が始まる!
私の頭の中の消しゴム(2004年)

2004年公開の「私の頭の中の消しゴム」は、2001年に日本で放送されたテレビドラマ、「Pure Soul〜君が僕を忘れても〜」が原作の韓国映画。日本では、興行収入が映画公開後4週連続で1位を記録した大ヒット作です。
主人公のスジンは建設会社の社長令嬢。彼女は、建設現場の監督であるチョルスと結婚します。幸せな日々を送っていたふたりですが、スジンが若年性アルツハイマー病を患っていることが判明します。
もしかしたら自分の身にも起こりうるかもしれない、大切な人の記憶の病。静かに進んでいくストーリーとキャストたちの名演技は観る人の涙を誘います。
あらすじ
建設会社の社長令嬢であるスジンは、工事現場で現場監督として働く愛には懐疑的なチョルスと出会い、恋に落ちる。
互いの育った環境に違いはあるものの、そこを乗り越え二人は結婚し幸せな生活を手に入れる。しかし幸せは長くは続かなかった…。
スジンが、若年性アルツハイマーに侵されていたのだ…。次第に記憶障害が進行するこの病気では、自分のこともいつかはわからなくなってしまうとわかっていながらチョルスはスジンを最後まで大きな愛で支えていく。
自分の記憶がなくなるという恐怖と戦うスジン、そして何とかしてその記憶を繋ぎとめたいと願いながら支えるチョルス、二人の未来には何が待っているのか…?
シザーハンズ(1990年)

1991年に公開されたティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の切ないファンタジー映画です。
発明家によってつくられた人造人間のエドワードは、未完の状態で発明家が亡くなってしまったために、両手がハサミのままだったのです。
手がハサミであるがゆえに、意図せず人を傷つけてしまうことがあり、人々に誤解されてしまうのは何とも切ないです。
しかし、そんな中でもエドワードが恋をしたキムと心を通わせていきます。人造人間のエドワードが愛を知っていく様子を、ジョニー・デップが見事に演じ切っています。 二人が導き出す深い愛の結末には、尊さと美しさを感じずにはいられません。
あらすじ
雪の降る夜。「雪はなぜ降るの?」と孫に質問されたキムおばあちゃんは、ハサミを持つ人間の話を始める。
昔、天才発明家がお城の中で人間を作った。エドワードと名付けられたその人間のハサミの手を替える前に、発明家は急死してしまう。
取り残されてしまったエドワードは、お城にひとりで暮らしていた。山の麓の色とりどりの住宅街に暮らす主婦のペグは化粧品を売っており、新しい客を得るために山の上にあるお城に向かう。
お城の中でエドワードに出会ったペグは最初こそ驚くが、かわいそうな身の上を知り、自宅へと連れて帰る。
ペグが自宅で家族写真をエドワードに見せると、高校生になる娘のキムに一目惚れをする。
インターステラー(2014年)

2014年に公開されたマシュー・マコノヒー主演、共演にアン・ハサウェイ、クリストファー・ノーラン監督によるSF大作。
滅亡に瀕した地球と愛する家族のため、人類の新たな居住地を求め宇宙に旅立ったパイロットたちの物語。
時空を超えて描かれる強靭な家族愛、壮大なスケールで展開される感動のヒューマンドラマです。
あらすじ
近未来の地球では異常気象が続いたことで、深刻な食糧問題が起こり人類滅亡の危機に瀕していた。
そんな地球で、元宇宙飛行士のクーパーはあるプロジェクトに参加することになる。
そのプロジェクトはラザロ計画といって、人類の新たな移住先を宇宙で探すというものだった!
第二の地球を探して宇宙に旅に出る危険な任務を遂行することになったクーパーは、娘の反対を押し切って4人のチームで宇宙へと旅立っていく。
クーパーは人類救済のための手段を見つけ、娘と交わした「必ず戻ってくる」という約束を守ることができるのだろうか?!
ボヘミアン・ラプソディ(2018年)

伝説のロックバンド「クイーン」のボーカルで、45歳という若さで世を去ったフレディ・マーキュリーの生涯を描いた伝記映画。2018年に公開され、日本では興行収入130億円を突破したヒット作です。
世界的人気を誇る華やかな舞台の裏で、複雑な生い立ちや容姿へのコンプレックスを抱えるフレディ・マーキュリーの等身大の孤独、クイーンの光と影を名曲とともに描いた感動の物語。
コーダ あいのうた(2021年)

2014年のフランス映画「エール!」をアメリカでリメイクし、第94回アカデミー賞で作品賞を受賞した作品。
ろうあの親をもつ高校生のルビーが主人公で、耳か聞こえない家族の通訳として生きる少女と家族の絆を描いた感動の物語です。
アルマゲドン(1998年)

1998年に公開されたブルース・ウィリス主演のSFアクション超大作。地球に接近する小惑星から人類を救うため宇宙へ旅立ち、命を懸けて戦う男たちの物語です。エアロスミスの主題歌も物語を盛り上げ、感動を呼ぶヒット作。
あらすじ
18日後に小惑星が地球に衝突し地球は死の惑星と成り果てるという全人類滅亡の危機に、NASAは核爆弾を小惑星の深部に送り込み爆破させるという作戦を考える。
そのために集められたのは石油発掘のスペシャリストである「スタンパー・オイル」会社の社長と社員たち8人だった。2機のスペースシャトルに乗り込んだチームは宇宙へ飛びたったが、待ち受けていたのは困難の連続だった。
「スタンパー・オイル」社長のハリーはカリスマ的統率力でチームを引っ張る。さて無事に小惑星は爆破され、地球は滅亡の危機から救われるのか…。
ミリオンダラー・ベイビー(2004年)

アカデミー賞4冠を達成したクリント・イーストウッド監督作品。老トレーナーと不遇の人生を送る女性ボクサーの絆と劇的な人生を描いた物語です。
主演のヒラリー・スワンクは、体を鍛え上げてボクサー役を熱演し、本作で二度目のオスカーを受賞しました。人間の強さと脆さ、そして希望と絶望が交錯する感動的なストーリーが展開されます。
あらすじ
ロサンゼルスで小さなボクシング・ジムを営む老トレーナーのフランキーの元に、31歳の女性・マギーが訪ねてくる。
弟子入りを志願するが「女性ボクサーはモノにならない」と何度も断る。しかしマギーの素質を見抜いた彼の親友エディの助言を受け、トレーナーを引き受けることにする。
確かにマギーには才能があり、デビュー戦では第一ラウンドでKO勝利を奪う。その後もマギーは連戦連勝を重ね、ついにアメリカでWBA世界ウォルター級タイトルマッチを迎えることに。
試合はマギーの優勢で進むが、相手が放った反則パンチにより、マギーは脊椎骨を損傷し全身麻痺状態となってしまい…。
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君の膵臓をたべたい(2017年)

若者を中心に「泣ける」と話題になったベストセラー小説を実写映画化した作品です。
題名を見ただけだと「どういうことなんだろう」と疑問に思ってしまうと思いますが、膵臓を患い余命わずかなヒロインが出てくる物語です。
そのヒロインが書いた闘病日記を見つけた高校の同級生で、他人に一切関心を示せない「僕」がその事実を知り、残された時間をともに過ごし彼女のやりたかったことを一緒にやっていくうちに交友を深める作品です。
数ヶ月後にヒロインは帰らぬ人となりますが、物語はそこから12年後の「僕」の姿を描きます。12年前の出来事を思い出す「僕」でしたが、「僕」の成長や純粋な姿に心を打たれつつ、題名の言葉の意味が分かったときに感動する作品です。
あらすじ
重篤な膵臓の病を患っていたクラスメイトの桜良と交流した日々から、12年。「僕」は、高校の教師となっていた。
教師になった理由は、亡くなった桜良にかけられた言葉であった。
ある時、生徒と話をしていると、ふと彼女の思い出がよみがえってきて…。
一方、桜良の親友・恭子も、結婚が決まり、「僕」と同じように、高校時代を思い出していた…。
「僕」と恭子は、あることがきっかけとなって、桜良の気持ちの真実を知ることになる。
12年の時を超えて、桜良が伝えたかったこととは、いったい…?
八日目の蝉(2011年)

角田光代のベストセラー小説が原作で、井上真央、永作博美主演で映画化された作品。不倫相手の家に忍び込み、衝動的に生まれたばかりの赤ん坊を誘拐してしまった女性と、その女性に4歳まで育てられた娘の切ないヒューマンストーリーです。
本当の家族のもとへ帰ってからも、真の愛情を感じられずに苦しむ娘、恵理菜を演じる井上真央の演技が光っています。
誘拐犯とはいえ自分に愛情をもって育ててくれた女性とどう向き合うのか、人の感情は簡単なものではないということを痛感します。それだけに恵理菜が本当の愛情を感じるラストシーンは感動させられます。
いま、会いにゆきます(2004年)

亡くなってしまい、戻ってくるはずのない妻が蘇り、そこから揺れ動く家族の話が中心に展開されていきます。
斬新な設定かつ、きちんと心が揺れ動く家族の姿が描かれている所が好印象でした。妻の役を竹内結子が演じており、その演技力と透明感の高さから、唯一無二の存在感を発揮しています。彼女の存在感無しではこの映画は語れません。それほどに欠かせない人物になっているのです。
なんとなく、別れてしまう結末にあると分かりながらも、限られた時間を懸命に過ごす家族の姿には涙を禁じえません。是非、時が経っても色あせない感動的なストーリーや演出をその目で確かめていただきたいです。
あらすじ
妻の澪を病気で亡くしてから、巧と一人息子の祐司は二人で暮らしていた。二人は亡くなる前に澪が言った言葉を信じて待っていた。「雨の季節になったら戻ってくる」。
そんなある日、亡くなった澪が巧と祐司の前に現れたのだった。しかし、澪は記憶を失っており、二人のことを思い出せずにいた。
そんな澪に巧は2人が結ばれるまでの経緯を話し、自分は夫で、祐司は澪の息子であることを伝える。
生きていた時、祐司と一緒に森に埋めた箱を開けた澪だったが、そこには巧と交換した昔の手紙や高校時代から書いていた日記が出てきて、自分が雨の季節だけ家族のそばにいられると知った…。
8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年)

本作品では、人の愛とは何なのか、思い続けるとはどういうことなのかが鮮明に描かれています。もし、自分が同じ状況に置かれたらどうするのか考えてしまう方も多いのではないでしょうか。
何より、寝たきりになってしまった妻を支え、思い続けようとする主人公・尚志の姿にひたすら感動してしまいます。彼が思い続けた8年間の年月の長さは半端ではありません。
そんな彼を佐藤健が演じきっており、彼の演技力の高さに改めて驚嘆してしまいます。カップルで見るとさらに感動できるのではないでしょうか。ぜひ、大切な人と一緒に見ていただきたいです。
あらすじ
麻衣と尚志は結婚を約束していた。式を前に幸せな日々を過ごすふたり。ところが式の3ヶ月前、麻衣を原因不明の病が襲い、突然倒れてしまう。
病院に運び込まれた彼女は、意識不明のまま人工呼吸器に繫がれてしまう。 尚志はずっと麻衣の看病を続ける。麻衣の両親が「もう麻衣のことは忘れてください」と言っても、尚志は決して首を縦に振らなかった。
それから1年半以上の時が過ぎた。両親と尚志の祈りが通じたのか、奇跡的に目を覚ます麻衣。
しかし、彼女は記憶を失っていた。懸命なリハビリの末、ある程度の記憶は思い出せたものの、尚志の記憶がどうしても思い出せずにいた。
ひとよ(2019年)

悲惨な運命を辿ることになった家族の物語を描いた映画です。たった一夜の出来事で、ストーリーが大きく動き出す仕掛けには度肝を抜かれました。作風はとても重苦しく、大きく絶望感を感じさせるものとなっています。
理不尽な展開の数々には思わず目を塞いでしまいたくなるほどです。だからこそ、説得力やリアリティを大いに感じられるものに仕上がっています。
人間の尊厳や、生き方を強く訴えかけてくるようなテーマに、涙を誘われます。重厚な人間描写やストーリー展開を味わいたい方には、特におすすめの映画です。
あらすじ
ある雨の夜、こはるは夫をひき殺した。 夫から暴力を受ける子供たちを守るためだった。
こはるは、「15年後に戻る」と言い残し、家を去った。そして、15年後。子供たちは、それぞれ傷を抱えながら生きていた。
吃音症の長男・大樹は、結婚をしたが、妻と別居中。次男・雄二は、小説家を志しているが、風俗雑誌のライターをしてくすぶっている。
長女の園子は、美容師を目指していたが、今はスナック勤めで酒浸りになっていた。そこに、母
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年)

リリーフランキーの自伝的小説を映画化したものです。 樹木希林が演じるオカンとオダギリジョーが演じるその息子のボクの親子関係を軸に物語は進みます。
オカンが女手一つで息子のボクを育てるのですが、その関わり方には母親が子供に与える無償の愛を感じられます。息子のボクが途中、どうしようもないような人物になるのですが、それでも息子を信じて支え続けるオカンには胸が痛くなります。
その母親の優しさにどう応えるのか、応えられるときは来るのか、見る者に親孝行したいと思わせるような親子愛の物語です。 オカン役の樹木希林の演技は圧巻で、まさに昔の日本のオカン像を再現しています。
手紙(2006年)

直木賞作家の東野圭吾原作の作品で、犯罪者の家族という深く重いテーマを扱っています。
弟の学費のために、強盗殺人の罪を犯してしまった兄の剛志を玉山鉄二が、そしてその罪によって世間から疎外され苦しむ弟の直貴を山田孝之が演じています。
手紙でのやり取りを軸に、罪を犯すということはどういうことなのかを問いかけます。 自分の犯した罪ではないにもかかわらず、それを背負って苦しみもがき続ける直貴の姿には心が苦しくなります。
そんな直貴を支える沢尻エリカ演じる由美子が、一筋の光となっていきます。 直貴は兄に対してどのような決断を下すのか、最後のシーンでは涙が溢れ出て止まりません。
タイヨウのうた(2006年)

太陽の光に当たれないXP(色素性乾皮症)という病を抱える雨音薫を歌手のYUIが好演しています。
雨音薫は病の性質ゆえに、夜に公園でストリートシンガーをしています。家族や友人に支えられながら、音楽を生きがいに過ごしていた彼女が、孝治という青年と出会って恋をして、運命も大きく変わります。
病気と向き合いながら懸命に今を生きる薫の姿は胸を打ち、薫を演じるYUIの歌唱は見る者を圧倒します。また、塚本高史演じる孝治のまっすぐさも眩しいです。 どんな状況でも、最後まで前向きに生きることの大切さを教えてくれる作品です。
ALWAYS 三丁目の夕日(2005年)

吉岡秀隆主演で、昭和33年の東京の下町を舞台に、貧しくも人々が助け合いながら、明るく暮らしていた古き良き日本を再現した映画です。
夕日町3丁目の人々は、なんだかんだ言いながらも、他人にも優しく手を差し伸べたりお世話をしたりします。今ではあまり見られない家族以外との繋がりが眩しくて美しいです。
明るく笑い転げられるシーンもあれば、切なく涙が溢れるシーンもあり、見終わった後のすがすがしさも最高の作品です。 主演の吉岡秀隆はもちろんですが、堤真一や薬師丸ひろ子、堀北真希などの存在感も抜群で世界観を見事に再現しています。
ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年)

人気作家の東野圭吾原作。児童養護施設育ちの主人公・敦也ら3人が、悪事の後、身を隠すために廃業している雑貨店の中に忍び込むとそこで不思議なことが起こります。
雑貨屋に次々と人生相談の手紙が投函されるのです。 人生相談の返事のやり取りを繰り返すなかで、3人は大切なことに気づいていきます。
全体的に穏やかな雰囲気でありながらも、3人や相談者それぞれに葛藤があり、やり取りの中でそれを克服していく様子に感動させられます。 なぜ手紙が投函されるのかの謎も、東野圭吾原作らしい結末となっていておすすめです。
あらすじ
2012年のある日、盗みを働き逃げまわる敦也たち3人は、ある廃屋に入る。すると無人のはずの廃屋に突然、1980年からの手紙が届いた。
実は廃屋となっているその場所は、当時「ナミヤ雑貨店」という雑貨屋で、店主の浪矢雄二はいろいろな問題を抱える人たちからの手紙相談を受けて、多くの人たちを救ってきたのだった。
手紙を読んだ敦也たちは浪矢の代わりに返事を書くことにする。顔も見たことのない、誰かもわからない人のために真剣に悩む彼らの心は少しづつ変わり始める。そして、届く手紙と自分たちとの不思議なつながりに気づき始める。
ソラニン(2010年)

浅野いにおの人気コミックの実写化映画作品です。フリーターをしながら音楽で成功する夢を諦めきれない男の種田を高良健吾が、種田を愛しバンド活動を応援している彼女の芽衣子を宮崎あおいが演じています。
2人の若く青い時代だからこそできる思い切った判断や行動に、忘れかけていた熱いものが蘇る気がします。 そして2人の互いを思い合う気持ちや、一緒に夢を追いかける熱い気持ちが痛いほど伝わってきます。
それが分かるからこそ、後半の切なすぎる展開には胸が締め付けられます。 涙なしでは見られない熱い青春ドラマです。
西の魔女が死んだ(2008年)

梨木果歩の小説が原作の映画です。 中学校で不登校となった主人公のまいが、母方の祖母でイギリス人の魔女であるおばあちゃんと暮らし、魔女修行をしながら、心の豊かさや本当に大切なことなどを学んでいきます。
思春期特有の悩みや苦しさを、おばあちゃんが少しずつ解きほぐしていく様子は心が温まります。 荒んだ生活を送る大人にもメッセージを与えてくれる映画です。
魔法が使えるなどのファンタジーな話ではありませんが、人の心を穏やかにする力を持つおばあちゃんはまぎれもなく魔女です。 少し人間関係に疲れたときなどに見ると、心が癒されます。
旅猫リポート(2018年)

猫を飼っている方は、特に感動してしまうのではないでしょうか。飼い猫のナナをとある事情で手放さないといけなくなった、主人公・悟とナナの切ない絆が描かれた作品です。
猫の健気で愛くるしい姿がたまらない形になっています。人の気持ちを読み取ったような猫の仕草の数々には涙を誘われます。
主人公の悟もとある悲劇的な運命を抱えており、そこも見ていてジーンとくるものがありました。これほどまでに、猫と人間の絆を上手く描けている作品はないのではないでしょうか。
全国の猫好きの方は必見の映画になっています。自分と照らし合わせて見ると、さらに感情移入ができるはずです。
そして父になる(2013年)

『誰も知らない』や『万引き家族』などで有名な是枝裕和監督の作品で、福山雅治主演映画です。
エリートサラリーマンで、妻と子供の3人で何事もなく過ごしてきていた福山演じる良多。しかし、子供が6歳のときに、出生時の取り違えが原因で、今まで育ててきた子供は実の子ではないと知ります。
取り違えた先の家族との交流や裁判などを通して、良多は今まできちんと子供と向き合ってこなかったことに気づいていきます。
本当の親子とは何なのか、答えのない問いかけに胸を締め付けられます。 取り違えられた子供たちの言動やしぐさ一つ一つもリアルで涙なしでは見られません。
あらすじ
エリート建築家である野々宮良多は、妻のみどりと息子の慶多の3人で幸せに暮らしていた。
ある日、良多は慶多が生まれた病院から呼び出される。病院に向かった良多とみどりに知らされたのは、子どもの取り違いが起こっていたというものだった。
一緒に生活している息子の慶多は、2人の実の子どもではなく群馬で電気店を経営する斉木家の子だという。
後日行われたDNA検査でも慶多は良多とみどりの血のつながった子ではないと判る。
そして、相手方の斉木雄大とその妻のゆかり、そして良多の実の子どもである琉晴と、病院の提案で交流を始めることになる。
湯を沸かすほどの熱い愛(2016年)

宮沢りえが余命わずかな母を、杉咲花がその娘を演じ、深い絆で結ばれた母娘の姿を描いた感動の物語。
夫が家出し、一人娘を懸命に育てるなか、余命宣告をされる…。絶望のなかでも家族のために最後まで奮闘する母の大きな愛に心温まる作品です。家族愛の感動物語を見たい人におすすめ。
あらすじ
夫が家出し、経営していた銭湯も休業状態の幸野双葉。それでも、パートをしながら一人娘の安澄を力強く育てていた。
ある日パート先で倒れてしまった双葉は、病院で余命わずかの末期がんだという告知を受ける。
彼女はその時が来るまでにやっておくべきことを決め、実行に移すことに。
それは、「家出した夫を連れ帰り銭湯を再開させる」「気が優しすぎる娘を独り立ちさせる」「娘をある人に会わせる」という3つのことだった。
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