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アジア映画
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あらすじ
公募展で大賞に選ばれた「作者・ハウン」という記載だけで応募された絵画。そこに描かれていたのは、高校生のミソだ。ギャラリーの担当者から、ハウンとコンタクトを取りたいと連絡を受けたミソだが、ハウンとは幼い頃に遊んだだけの仲だと語る。ハウンのブログにはミソとの深い関係が綴られているにも関わらず…。ミソとハウンは小学生からの大親友。性格も価値観も育ってきた環境も正反対だが、唯一の共通点は絵を描くのが好きなことだった。ずっと一緒に生きていくと約束する2人だったが、17歳の夏、ハウンに恋人ジヌができたことで少しずつ気持ちがすれ違っていく。そんな中、ミソは済州島を離れてソウルで暮らすことを決意。しかし、ソウルでの暮らしは精神的にも肉体的にも過酷だった。生きていくだけで必死な日々を過ごしていたミソだが、ハウンには絵の勉強をしながら旅をしていると嘘の手紙を送っていた。それから5年が経ち、再会を果たした2人は、釜山旅行に出掛ける。久しぶりに2人で過ごす時間に気持ちが昂るも、価値観の違いによって大喧嘩に。それを機に、疎遠になっていた16年目のある日、ハウンは忽然と姿を消した。2人だけの“秘密”を残して…。
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ジャンル:ラブストーリー・ラブコメディ制作国:韓国制作年:2023年
あらすじ
自称知的なイケメン弁護士だがどんくさいノ・ジョンヨル(カン・ハヌル)と、名家出身のお嬢様で仕事はできるが破天荒なホン・ナラ(チョン・ソミン)。二人はドラマチックに出会い、映画のような大恋愛をし、親の反対を押し切って結婚。しかし、生まれ育った環境や価値観の違い、更には嫁姑問題も勃発し、遂に夫婦は離婚を決意する。裁判所の調停で、離婚のために30日の熟慮期間を待つことを言い渡された二人だったが、その帰り道で交通事故に遭い意識不明に。病院で奇跡的に目が覚めたジョンヨルとナラ。しかし、二人それぞれが、家族のことも、結婚していたことも全ての記憶を失っていた。二人を離婚させたい両家の両親は、離婚を決心した当時の記憶を取り戻させるために、かつて夫婦が一緒に住んでいた家で再び共同生活をさせようと計画する。但し、間違っても元のさやに納まることのないように念には念を入れてナラの妹を同居させることに。家族や友人も巻き込み、記憶を取り戻すために奮闘する二人だったが……。
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あらすじ
2011年、中国西北地方の農村。貧しい農民ヨウティエ(有鉄)は、マー(馬)家の四男。両親とふたりの兄は他界し、今は三男・ヨウトン(有銅)の家に暮らしているが、息子の結婚を心配するヨウトン夫婦にとって、ヨウティエは家族の厄介者。一方、内気で体に障がいがあるクイイン(貴英)もまた厄介者だった。互いに家族から厄介払いされるかのように、ふたりは見合い結婚、夫婦になった。ぎこちなく、それでも互いを思いやり、作物を育て、日々を重ねていくふたり。ヨウティエのことをいつも気にかけるクイイン。そんな彼女の気持ちに愛おしさを覚えるヨウティエ。ある日、家を建てるためにヨウティエが作ったたくさんの日干しレンガが突然の大雨に襲われる。クイインは初めて会ったその日からヨウティエの優しさに気付いていたと話す。ロバと、ヨウティエと、クイインと。力を合わせ、毎日懸命に働き、ついに自分の家をもった。だが、その幸福は長くは続かなかった——。そんな不運さえもふたりには大切な日々となる。