ノートルダムの鐘

18世紀末のフランス・パリ。純粋な心を持つが醜い容姿をしたカジモドは、ノートルダム大聖堂の鐘楼に20年間閉じ込められて暮らしていた。それは、ジプシー狩りをしていた最高裁判事フロローによるものだった。 フロローの言いつけを守り外の世界に出なかったカジモド。しかしある日、彼は大聖堂を抜け出し祭りに参加する。そこで運命の出会いが。 美しいジプシーの踊り子・エスメラルダに一目惚れしたカジモドだったが…。

「ノートルダムの鐘」は、容姿が醜いが心は美しい鐘突き男・カジモドとジプシーとの心の交流を描いた作品です。物語はカジモドが住むノートルダム大聖堂から一望するパリの風景と、挿入歌に呼応して鳴らされる鐘の音が舞台となります。美しい映像と音楽が織りなす世界に、醜さとは裏腹に心優しいカジモドの正義が胸を打ちます。ミュージカルとしての要素も盛り込まれ、視覚と聴覚を同時に楽しむことができる作品となっています。