トラブゾン狂騒曲

トルコ、トラブゾン地域の村・チャンブルヌの美しさに魅了されたファティ・アキン監督は、『そして、私たちは愛に帰る』の撮影を敢行。だが、そこはゴミ処理場の建設予定地となっていた。監督は汚されていく村の姿と、政府と住民の対決を撮りためていく。

「トラブゾン狂騒曲」は、世界三大映画祭を制覇したファティ・アキン監督のドキュメンタリー作品です。監督の祖父母の故郷、トルコの小さな村で起こったゴミ処理場問題を5年間にわたり描いています。村人たちが決して泣き寝入りせず、役人に立ち向かう姿が描かれており、その痛快さが魅力となっています。