みなみとあした

仲の良い男女4人の大学生。みなみは仲間の青年について、先輩の家で恋愛相談をしている。しかし、みなみはその男性についてほとんど知らないことを思い知らされる。一方、そんなみなみと距離を縮めたい件の青年もみなみについてあまり把握していなかった。

「みなみとあした」は、震災前夜の男女4人の恋愛前夜を描いた作品です。彼らの日常は、私たちがかつて経験した時間として生々しく描かれています。絶望の明日を前に、彼らの静かなやり取りが逆に緊張感を生み出し、観る者に深い感動を与えます。この作品は、日常と非日常が交錯する瞬間を巧みに描き出しています。