- フリーキーワード
国境警備の任に就く青年ラファエルの前に、3人のカンフーの達人が現れる。皮ジャンに身を包み、ラジカセでメタルを鳴らしながら宙を舞う彼らの前に警備隊は壊滅状態に。奇跡的生還を果たしたラファエルは、その日以降禁じられたカルチャーであるブラック・サバスの音楽やカンフーに熱狂するようになる。しかし見様見真似のカンフーでは気になった女性一人も射止めることができない。空回りの冴えない日々を送るラファエルは、ある時偶然通りかかった山奥の修道院で衝撃の出逢いを果たす。それは、見たことのないカンフーを扱う僧侶たち・・・即座に弟子入りを志願するラファエルなのだった!
【出演】
ラファエル(ウルセル・ティルク) リタ(エステル・クントゥ) イリネイ(カレル・ポガ) ナファネエル(インドレク・サムル)
【スタッフ】
監督/脚本(ライナル・サルネット) 製作(キッサ・カトリン) 撮影(マート・タニエル) 振付(サーシャ・ペペリャノフ) 音楽(日野浩志郎)
「エストニアの聖なるカンフーマスター」は、エストニアの奇才ライナル・サルネットが監督・脚本を務め、カンフーとロックバンド「ブラック・サバス」を融合させた奇想天外な青春コメディ。ソ連占領下のエストニアで、ポップカルチャーが禁じられた時代に、カンフーとメタル音楽に魅了された青年ラファエルが主人公。彼は自分の道を信じて突き進み、様々な困難に立ち向かいながら成長していきます。エストニアの個性派俳優ウルセル・ティルクが主人公ラファエルを演じ、音楽は大阪を拠点に国内外で活躍する音楽家・日野浩志郎が担当。本国のアカデミー賞EFTAでは作品賞を含む9部門を受賞し、世界の映画祭でも絶賛されました。この作品は、自分らしく生きることの大切さをテーマにし、観る者に笑いと感動を与えるユニークな作品です。
「エストニアの聖なるカンフーマスター」の感想・レビュー評価
まだレビューはありません。
レビューを書く
※レビューは承認制となります。投稿までタイムラグがございますことをご了承ください。
この記事を友達にシェア