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2018年、アフガニスタン。タリバンの武器や爆弾の隠し場所を探す部隊を率いる米軍のジョン・キンリー曹長は、アフガン人通訳として非常に優秀だが簡単には人の指図を受けないアーメッドを雇う。通訳には報酬としてアメリカへの移住ビザが約束されていた。部隊は爆発物製工場を突き止めるが、タリバンの司令官に大量の兵を送り込まれ、キンリーとアーメッド以外は全員殺される。キンリーも腕と足に銃弾を受け瀕死の状態となるが、身を潜めていたアーメッドに救出される。アーメッドはキンリーを運びながら、ひたすら山の中を100キロ進み続け、遂に米軍の偵察隊に遭遇する。7週間後、回復したキンリーは妻子の待つアメリカへ帰るが、アーメッドと家族の渡米が叶わないばかりか、タリバンに狙われ行方不明だと知って愕然とする。アーメッドを助けると決意したキンリーは、自力でアフガニスタンへ戻る——。
【出演】
ジェイク・ギレンホール ダール・サリム アントニー・スター アレクサンダー・ルドウィグ ボビー・スコフィールド エミリー・ビーチャム ジョニー・リー・ミラー
【スタッフ】
脚本/製作(アイヴァン・アトキンソン) 撮影監督(エド・ワイルド) 編集(ジェームズ・ハーバート) 脚本(マーン・デイヴィス) プロダクションデザイン(マーティン・ジョン) 音楽(クリストファー・ベンステッド)
「コヴェナント/約束の救出」の感想・レビュー評価
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2024.09.18視聴済み
アメリカの為に働いていたアフガン人が、米軍撤退後のアフガニスタンでどんな脅威に晒されているのか、考えさせられるタイムリーな映画でした。米軍の通訳を務めるアーメッドが険しい山道を負傷した米兵キンリーを引きずりながら必死に進むシークエンスは、それだけで映画一本成立しそうなほどの緊張感と臨場感に溢れていて、惹き込まれました。アーメッドもキンリーも、決して仲がいい訳では無いのに、相手の命を諦めない姿が感動的。国も人種も関係なく、ましてや戦場でだってまともな人間は存在するのですね。
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