映画「ラストマイル」大ヒットの秘密とは【ネタバレ・考察ありコラム】

映画ニュース
ニュース映画ニュース

2024年8月23日に公開され、早くも多くの注目を集めている映画「ラストマイル」のストーリーと隠された秘密、社会へのメッセージ等を考察して解説しています。

現実社会でリアルタイムに「今」起きていることを映像化しており、目を背けてはいけない現実がそこには描かれていました。

作中には「MIU404」の刑事2人組「伊吹藍(綾野剛)」「志摩一未(星野源)」も捜査のために登場し、遺体の検死のために「アンナチュラル」のUDI(不自然死究明研究所)の法医解剖医「三澄ミコト(石原さとみ)」が登場します。ドラマを見たことのある人にとっては、ドラマの続編のようにも感じられます。

2つのドラマの世界観と映画の世界観がつながっており、映画を視聴したあとに「MIU404」と「アンナチュラル」を見ても十分楽しめます。ぜひ、ドラマと合わせて本映画をお楽しみください。

※この記事はネタバレを含んでおります。

映画「ラストマイル」大ヒットの理由

2024年8月26日時点ですでに興行収入が10億円を超えているとも予想され、興行収入50億円を超える可能性すらあると言われています。

監督は「グランメゾン東京」、「MIU404」や「アンナチュラル」の制作も手掛けた「塚原あゆ子」、脚本は野木亜紀子が担当し、主題歌「がらくた」は米津玄師です。

ドラマ「MIU404」の視聴率は最高14%ほど、ドラマ「アンナチュラル」の視聴率は最高13%ほどで、高視聴率と言われるボーダーライン15%に届く勢いの人気があった2つの人気ドラマが関わっている映画であることも大ヒットの理由です。

ドラマで主役を担っていた登場人物が、本映画では脇役として一瞬しか登場しませんが、ファンを非常に多く抱えているドラマの登場人物を再び画面で見られるという再会に感動した視聴者も多くいました。

筆者が8月25日に「ラストマイル」を見に行ったときには、映画館の約400席の7割が埋まっているという盛況ぶりでした。

比較的田舎のイオンモール甲府昭和に入っているTOHOシネマズの最も広いスクリーン6で上映されており、その人気の規模が入場前から感じ取れます。

年齢層は20代前後の若い人から40代、50代に見える人まで幅広く、中学生や高校生にはまだ少し難しい内容であると感じました。

社会人として、また、運送業界で働いたことのある人には特に響きそうな内容ですが、一般消費者としてAmazonや楽天などのネット通販大手で買い物をしたことのある人は共感できる内容になっています。

共感されやすい7つの視点

※この記事はネタバレを含んでおります。

本映画は私達一般人が共感しやすい要素が複数存在しています。

  • 大企業で働く派遣労働者視点
  • 大企業でキャリアを積むビジネスマン視点
  • 大企業を取引先に持つ中小企業(運送会社)視点
  • 中小企業から業務委託を請け負う配送業者視点
  • 家族で仕事に打ち込む親子の視点
  • 育児に苦しむシングルマザー視点
  • 失うもののない最強の人視点

作中では、ドナドナされるがごとく、2000人もの非正規派遣社員がDaily Fast倉庫に出勤する様子が描かれていました。

また、数名しかいない正社員が大企業の関東センターでキャリアを積み上げていき、失敗が許されないプレッシャーにつぶされる様子も描かれています。

大企業が人命を軽視して売上にこだわり、数値目標にこだわることで、派遣社員、正社員ともに疲弊し、さらにその下請けとなる中小企業・運送会社にもプレッシャーと心身への負担が発生しています。

さらに個人の善意と努力で運用されている「ラストワンマイル」にあたる配送業者の苦労・厳しさも描かれます。

下請けの下請けとして親子で運送業務にあたる様子が描かれますが、親は長年運送業を続け、息子は倒産してしまった企業から転職した様子で前職への熱い思いやプライドを残したまま泣く泣くその今の仕事を続けている様子が描かれています。

また、直接本編に関わりはないですが、前述の運送業を行っている親子が配達する予定だった家庭が、シングルマザーの家庭で、幼い少女と思春期で反抗期の女の子を育てながら仕事もしている様子が描かれます。

さらに、爆弾を作った犯人の一人は、家族とは死別、借金もあった事が触れられており、失うものがない中で爆弾を作り、死刑さえ望むという社会問題の詰め合わせを煮詰めたような舞台が用意されていました。

まだ「最強の人」になるほどではないにせよ、一歩何かを踏み外したらそうなるかもしれない人々もかなり多く、人々の我慢や善意、理性や良識がまだ機能しているだけで、タガが外れれば誰もがそうなりうる存在として手放しに悪者にできない難しさがあります。

その舞台の中で、最終的には誰が「悪」だったのか、何が「悪」だったのかはっきりしない結末になっていました。まるで、「責任」を互いになすりつけ合う現代社会をそのまま映画にしたかのように感じました。

「ラストマイル」の意味は

本作のタイトルになっている「ラストマイル」は、物流・交通業界においては「ラスト・ワン・マイル」と呼ばれるもので、物流や交通サービスをお客様に提供するための最後の区間のことを指し、本作においては「羊急便」やその下請けの宅配事業者、バイク便などがこれにあたります。

1マイルは約1.6kmで各地の配送所や倉庫が、その地域の生活、安全、物流を支えていることを意味します。

この経路がなかった場合は、消費者が自分自身で何十キロも離れた倉庫に荷物を受け取りに行くか、倉庫から大量の車両を配備して、何十キロも配送することになります。

現代社会においてはこの物流の最終経路は非常に重要なインフラであるにも関わらず、安く買い叩かれ、不在や再配達の発生などで疎かにされ、深刻で早急に解決すべき社会問題となっています。

映画「ラストマイル」のネタバレありストーリー

※この記事はネタバレを含んでおります。

出典元:映画『ラストマイル』公式サイト (last-mile-movie.jp)

映画の舞台は、まるでAmazonの配送倉庫のような物流拠点「Daily Fast」関東センター。舟渡エレナ(満島ひかり)は倉庫のセンター長に任命され、初日から正社員数名、その他2000名の派遣社員を抱える巨大倉庫で働くことになります。

しかし、初日から爆弾テロの発生、部下・梨本孔(岡田将生)とのすれ違いなどが生じ、厳しい選択と過酷な対応に追われることになります。

東京や千葉などへの医療物資や一般向けの荷物を配送する倉庫から発送された商品の中身を開封すると爆発して受け取った人々を攻撃するテロ行為が発生し、一般家庭、事務所などが標的となって複数の被害が出ます。一番最初に爆破テロの被害にあった方は丸焦げになって死亡、その後の被害者も大怪我を負ってしまいます。

爆弾テロが起きていることを把握した舟渡エレナは、Daily Fast Japanの本部長「五十嵐道元(ディーン・フジオカ)」に本件を報告し、爆破された自社製品「Daily Phone」の発送と差し止め、回収するよう提案します。

しかし、本部長は売上目標や稼働率を重視して、現場の人間の声を無視、ユーザーの安全面も疎かにして配送を続けるよう指示した上、問題が表面化してきてからもセールを行って危険を助長する行動を選びます。

テロ行為が5回発生した所で警察も本腰を入れて「Daily Fast」の倉庫内の製品を検査し始め、MIU404伊吹藍(綾野剛)志摩一未(星野源)も捜査に加わります。

出典元:映画『ラストマイル』公式サイト (last-mile-movie.jp)

舟渡エレナはX線検査装置を迅速に入手して、下請け配送会社「羊急便」で検査をさせ、警察が倉庫内の荷物を無料で検査してくれることを逆手にとって検査が終わった製品を発送し続けるよう指示を出します。

また、株価に影響しないように「犯行予告」のようなSNSの投稿があることを発見した事実を隠すように梨本孔に指示するなど、五十嵐道元の影響を受けたのか利益重視・人命軽視をする対応を選びます。

倉庫からの配送は大幅に遅延し、関東の医療機関にまで影響が出始め、「羊急便」を奴隷のようにこき使う「Daily Fast」の邪悪な要素も描かれ、Amazonとヤマト運輸・佐川急便の関係を皮肉るような描写もありました。

舟渡エレナ、梨本孔は必死に捜査に協力し、荷物の発送を滞らせないように奔走するも関係各所との摩擦は大きくなります。

また、この頃ドラマ「アンナチュラル」に登場したUDI(不自然死究明研究所)の法医解剖医「三澄ミコト(石原さとみ)」「中堂系(井浦新)」の勤め先でも物流の遅延が起き、問題が深刻になっていきます。

出典元:映画『ラストマイル』公式サイト (last-mile-movie.jp)

警察の捜査が進むにつれて、犯行予告とも取れるSNS投稿の動画を制作した会社とその依頼者・決済履歴から被疑者「山崎佑(中村倫也)」を割り出し、爆弾を製造した人物まで特定し逮捕します。

また、舟渡エレナへの聞き込みの際に、舟渡エレナが「山崎佑」の読み方の発音が濁らなかった(正しい読みはYAMASAKIですが、通常はYAMAZAKIと読み間違え、かつ、5年前から植物状態になっている「山崎佑」の読み方を入院中の病院でもYAMAZAKIと間違えているのにも関わらず、舟渡エレナはYAMASAKIと読んだ)ことを刑事毛利忠治(大倉孝二)、刈谷貴教(酒向芳)は怪しみます。

さらに「山崎佑」の住んでいる部屋を捜査したMIU404の伊吹藍(綾野剛)と志摩一未(星野源)の女性のようなニオイがしたこと(主に伊吹藍(綾野剛)の勘)、エレベーター内の監視カメラに女性が写っていたことから「舟渡エレナ」犯人の可能性が高いのではないかと疑い始めます。

実は前職がセキュリティ関係のホワイトハッカーだった梨本孔は「山崎佑」の記録を削除した舟渡エレナが怪しいのではないかと疑いますが、気を紛らわせようと舟渡エレナ自身が泊まり込み生活の息抜きに購入したおもちゃを開けようとしたおもちゃの中身が爆弾であることが分かり、警察の爆弾処理班の迅速な対応により、舟渡エレナ・梨本孔は九死に一生を得ます。

海外勤務の際に「筧まりか」の訪問を受けていた舟渡エレナ、及び、梨本孔はお互いの過去を明かすようになり、犯人として可能性が高い人物「筧まりか(仁村紗和)」の存在に気づきます。

この時、爆弾内部の2つの爆薬が装置内のプラスチックの劣化により混ざりやすくなっており、わずかな衝撃で爆発する状態となっており、死者はでなかったものの、羊急便の配送センターでも爆発が発生してしまいます。

「筧まりか」の登録証とDaily Fastの購入者アカウントが一致し、記録を照会すると、爆弾となった商品を購入していたことが発覚し、その記録を元に爆弾とすり替えられている製品が特定され、Daily Phone含む11個の爆弾は発見され、解体されます。

12個目の爆弾については取調べ時の爆弾を製造した犯人の証言から、製造に失敗したため存在していないのではないかと判断され、それ以上の捜査が一時ストップされ、事件は解決したかのように思われましたが、舟渡エレナが違和感に気づきます。

爆弾を仕込めるはずがないDaily Phoneが爆発していることから、製造に失敗した爆弾を犯人自身が使用して自爆した可能性を考慮し、本当はもう一つ爆弾が残っている事に気づき、すでに配送済みの商品が危険であることに気づき、その製品を探します。

配送済みの製品は、離婚した上にシングルマザーとして仕事にも子育てにも苦労する女性のもとに届けられており、幼い子どもが被害に合いそうな状況になっていました。その製品は母親の誕生日のために子どもたちが協力して購入したもので、到着を心待ちにしていたことを母親との喧嘩の最中に明かし親子が和解します。

そして、その爆弾入りの製品の到着通知が手紙の束の中に隠れており、宅配ボックスに入れっぱなしになっていて、すぐには気づかれなかったため爆発は避けられていましたが、親子の和解とともに爆弾入りの子どもたちからの誕生日プレゼントを家族が受け取り、部屋に持ち帰ろうとします。

爆発しやすくなっている爆弾はギリギリの所で、現場への訪問に間に合った配達員が命からがら頑丈なドラム式洗濯機の中に放り込んで事なきを得ます。

その後、UDI(不自然死究明研究所)の法医解剖医「三澄ミコト(石原さとみ)」らの司法解剖により、爆弾テロの最初の被害者が、探していた実行犯「筧まりか」であることが判明します。

製造に失敗した爆弾を容疑者自ら使用し、ガスボンベのガスが充満する部屋の中で自ら起爆して爆破し自殺。

「山崎佑」の恋人であった「筧まりか」は、「山崎佑」がDaily Fastのノルマや勤務形態の厳しさなどからノイローゼになり、倉庫で飛び降り自殺を図ります。

「筧まりか」は植物状態になってしまった「山崎佑」の復讐として、Daily Fastを陥れるために今回の事件を起こした事が分かります。

これから自身が爆弾テロを起こす事への償いか、最初にして唯一の死者が「筧まりか」であることが、復讐心の強さを物語っています。

「2.7m/s→0 70kg」はベルトコンベアを止めたいというある種のダイイングメッセージとなっており、倉庫で働く会社の上層部への反骨の証、自分を追い込んだ者たちへの復讐の思いが込められているかのようなメッセージとなっています。

人命を軽視してまで、企業が利益を追求し、数値目標のみに躍起になっている事の問題、宅配・配送業への厳しい扱い、シングルマザーや離婚、子育てを取り巻く苦しさ、会社に恋人を殺されたのに誰も何も助けてくれないことへの苛立ちと復讐心、利益追求に狂った企業精神の成れの果てなど、さまざまな社会問題が凝縮された衝撃的なノンストップサスペンス映画でした。


人命を軽視する企業が配送する、宅配業者や仕入先などを叩いて安くした製品を正常性バイアスの元、安全だと勝手に信じ込み、何の疑いも持たずに、中身の見えない荷物を開封する烏合の衆への生々しくも荒々しく危機感を持たせるようなメッセージも感じられ、何も疑わずに飼い犬や飼われている羊のように安穏と暮らし続ける大衆への警鐘ともなっている作品だと感じました。

本作品の中では、爆発に2度巻き込まれながらも生還し、幼い少女の命を救った運送ドライバーの佐野親子(父・火野正平)の息子(宇野祥平)がMVPに選ばれるでしょう。倉庫での爆発を直に受けていながらも、爆発の恐怖に負けることなく、少女の危機を救ったヒーローでした。

また、転勤初日からのハードスケジュールと事件解決に尽力した舟渡エレナにも称賛の声があってもよいでしょう。

ビジネスマンとして、会社のために仕事をし、羊急便とのいざこざや上司の五十嵐との軋轢も乗り越えながらも、最終的には闇落ちせずに人命と現場のスタッフを大切に感じ、胸を張って正しいと言える行動を選んだことは十分称賛に値するはずです。

映画「ラストマイル」が参考にした背景や事件

ネット通販と物流配送業者間の問題

現実世界でも同じような問題が起き、訴訟も起きています。

今回の映画内の出来事とは関係ないですが、業務委託の配送業者が契約だからという理由で安くこき使われ、残業代も支払われない惨状が明らかになっています。

有利な立場を悪用して、下請けに不利な条件を押し付けて無理な労働を強いるやり方は現実世界、さまざまな業界で起きている社会問題です。

アマゾン業務委託の配達員 残業代求め 配達請け負う会社を提訴

アマゾン業務委託の配達員 残業代求め 配達請け負う会社を提訴 | NHK
【NHK】ネット通販大手「アマゾン」の荷物の配送を行う業務委託の配達員が直接雇用された労働者と同じ働き方をしているにもかかわらず、…

決して全てがフィクションであるとは言えないリアルな舞台が用意された映画で、巧妙な皮肉が隠されている可能性があります。

比較的安全であると言われる日本でも、過去に実際に起きたように、いつ再びテロが起きてもおかしくないというメッセージかもしれません。

ドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」とのつながり

本映画は、実際に起きた「現実」の事件を元に、かなりリアルに舞台が構成され、ドラマの「アンナチュラル」や「MIU404」の世界観を交えて制作されたものです。

各ドラマを見ていれば、さらに本映画を深く理解できるでしょう。映画「ラストマイル」を見る前におさらいをすることをおすすめします。

ドラマ「アンナチュラル」の概要紹介

放送期間:2018年1月12日~2018年3月16日

2018年に10話にわたって放送されたドラマで、架空の「不自然死究明研究所(Unnatural Death Investigation Laboratory)」、通称UDIラボにて不自然な死を遂げた遺体の検死を行う様子を描いた内容です。

日本国内の不自然な死の8割が原因がはっきりしないまま処理されており、本ドラマのUDIラボではその死因を調査します。その中で未解決事件、連続殺人のほか、原因不明の謎の死と向き合い、社会の闇を暴いていく展開です。

レギュラー出演者は石原さとみ、井浦新、窪田正孝、市川実日子、飯尾和樹、松重豊らで、変わり者の法医解剖医や一般人は普段目にすることのない非日常な世界を描いた作品です。

ドラマ「アンナチュラル」はU-NEXT(ユーネクスト)、Disney+(ディズニープラス)、Amazonプライム・ビデオ、Hulu(フールー)等の動画配信サービスで視聴できます。

U-NEXTで「アンナチュラル」見放題!

初回31日間無料

「アンナチュラル」主要キャスト
  • 三澄ミコト|石原さとみ
  • 中堂系|井浦新
  • 久部六郎|窪田正孝
  • 東海林夕子|市川実日子
  • 木林南雲|竜星涼
  • 末次康介|池田鉄洋
  • 三澄秋彦|小笠原海
  • 坂本誠|飯尾和樹
  • 宍戸理一|北村有起哉
  • 毛利忠治|大倉孝二
  • 三澄夏代|薬師丸ひろ子
  • 神倉保夫|松重豊

脚本|野木亜紀子
プロデューサー|新井順子、植田博樹
演出|塚原あゆ子、竹村謙太郎、村尾嘉昭

アンナチュラル
石原さとみ主演。

ドラマ「MIU404」の概要紹介

放送期間:2020年6月26日~2020年9月4日

※MIU404の読みは「ミュウ404」

2020年に11話放送された刑事ドラマで、警視庁刑事部の働き方改革絡みで新設された「第4機動捜査隊」に配属された2人の刑事を中心に1話完結型で進んでいくストーリーです。

主演は伊吹藍(綾野剛)、志摩一未(星野源)の2人で、ひょうひょうとして掴みどころがなく野生の勘頼りな伊吹藍と、冷静沈着で優れた観察眼と捜査力を持つマジメな志摩一未のペアが魅力的です。

いたずらの通報や、発砲事件、強盗、連続殺人など社会問題にもなっているさまざまな事件をテーマに取り上げており、映画「ラストマイル」に登場するのは必然とも思える展開です。

ドラマ「MIU404」は、U-NEXT(ユーネクスト)、Disney+(ディズニープラス)、Amazonプライム・ビデオ、Hulu(フールー)等の動画配信サービスで視聴できます。

「MIU404」がU-NEXTで見放題!

初回31日間無料

「MIU404」主要キャスト
  • 伊吹藍|綾野剛
  • 志摩一未|星野源
  • 九重世人|岡田健史
  • 陣馬耕平|橋本じゅん
  • 羽野麦|黒川智花
  • 特派員REC|渡邊圭祐
  • 糸巻貴志|金井勇太
  • 桔梗ゆたか|番家天嵩
  • 谷山義信|坂田聡
  • 我孫子豆治|生瀬勝久
  • 桔梗ゆづる|麻生久美子

音楽|得田真裕
脚本|野木亜紀子
演出|塚原あゆ子、竹村謙太郎、加藤尚樹

MIU404
綾野剛&星野源W主演!

アンナチュラル、MIU404、ラストマイルはどれも脚本を野木亜紀子、主題歌や作中ソングを米津玄師、監督を塚原あゆ子が担当しています。

そのため、舞台セットや背景、登場人物なども相互に登場させやすく、シェアードユニバース映画として「ラストマイル」が公開されています。

社会問題と事件を取り上げ、その捜査と検死に関してはMIU404、アンナチュラルが互いに補完できるため、今後も似たようなシェアードユニバース作品が作られる可能性があります。


ぜひ皆様には「ラストマイル」をご視聴いただき、その世界観の深さや魅力に触れてもらえれば幸いです。この夏の大ヒット映画のひとつとして、ぜひお近くの劇場でご覧ください。

タイトルとURLをコピーしました