あらすじ

沖縄本島北部の山原（やんばる）村でサトウキビ農家を営む比嘉（ひが）家の次女・暢子（のぶこ）は、裕福ではなかったが、周りに助けられながら大自然の中で育ってきた。そんな中、暢子は父親の死からできた借金や様々なトラブルに巻き込まれ、時に夢や進路を諦め、時に家族との絆を感じていく。そして、幼少期や高校生の経験から、暢子はレストランの料理人を夢見るようになり、沖縄が本土復帰する日に上京する。東京ではイタリアンレストランで修行することになった暢子だが、そこでも問題は山積みであった。暢子の夢はどのような形になっていくのか。

あらすじ

昭和初期、落語の世界に入った八雲は、同期入門の落語の天才・助六と固い友情で結ばれる。八雲は助六に憧れ、嫉妬し、追いつこうともがき、芸者・みよ吉にも支えられて成長していく。やがて助六とみよ吉が結ばれるが、2人は謎に満ちた事故死を遂げてしまう。

あらすじ

1920年、国産初のウイスキー製造のための修行で2年間単身でスコットランドに渡っていたマッサンこと亀山政春は、スコットランド人の妻エリーを連れて帰国する。実家の母親の大反対を受けながらも、二人は大阪の住吉酒造でウイスキー作りに励む。外国人のため初めはなかなか馴染めず苦労するエリーだったが、次第に地元の人たちと心を通わせるようになっていく。そうして二人は紆余曲折の末ついに国内初のウイスキー生産に成功するが、全く売れなかった。なおもウイスキー作りに情熱を注ぐ二人の背後に、戦争の影が忍び寄ってきて…？！