あらすじ
話の舞台は、1962年のアメリカ。 公民権法が成立するおよそ2年前の話である。 有名ナイトクラブの用心棒であるトニー・リップは、粗野で無学だが心身ともにタフで、周囲に頼りにされていた。ある時、彼は黒人ピアニストの運転手に採用される。ピアニストの名前はドクター・シャーリー。彼は、ホワイトハウスで演奏するほどの腕前を持っていた。シャーリーは、人種差別の強いアメリカ南部への演奏旅行を計画する。2人は黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を手に出発することにした。 性格の異なる2人は何度も衝突するが、次第に打ち解けていき…。