検索キーワード:「カールティ」

  • あらすじ

    1970年代前半のマドラス(現在のチェンナイ)。警察官採用試験に受かったキルバイは、血を見ると気を失うこともある小心者。着任を間近に控えたある日、不可解な殺人事件に巻き込まれ、自身が牢に繋がれることになる。彼は、政界に強いコネクションを持つ悪徳警視ラトナに脅されて、無罪放免・復職と引き換えにマドゥライ地方のギャングの親分シーザーを暗殺することを命じられる。ラトナは、西ガーツ山脈のコンバイの森に派遣された特別警察の指揮官で、冷酷非道な男。その兄のジェヤコディは、タミル語映画界のトップスターにして、次期州首相の候補と噂されている。一方シーザーは、「ジガルタンダ極悪連合」という組織のトップで、地元出身の野心的な有力政治家カールメガムの手足となって象牙の違法取引から殺人まで、あらゆる非合法活動を行っている。 シーザーに近づくために、キルバイはサタジット・レイ門下の映像作家と身分を偽り、シーザーを主演にした映画の監督の公募に名乗りを上げる。クリント・イーストウッドの西部劇が大好きなシーザーは、キルバイを抜擢しレイ先生と呼ぶようになる。そこから2人の運命は思いもよらない方向に転がり始め、西ガーツ山脈を舞台にした森と巨象のウエスタンの幕が上がる。

  • あらすじ

    敵襲を受け荒波に沈んだアルンモリ王子の訃報は、全土に広まり、王国は悲しみに包まれた。しかし、アルンモリは、何度も彼の窮地を救ってきた謎の老婆に助けられ一命をとりとめていた。弟のアルンモリの元に集まった長兄・アーディタ、長女・クンダヴァイの王族は、密使のデーヴァンにより、王朝転覆の黒幕と計画の全貌を知る。計画を裏で操るナンディニへの愛憎を抱えたアーディタは、彼女の誘いに乗り、その牙城に赴き、アルンモリには刺客が放たれる。いま、王国に最大の危機が迫ろうとしていた…

  • あらすじ

    麻薬を押収された犯罪組織が警察にわなを仕掛け、特殊部隊の隊長・ビジョイだけが難を逃れる。倒れた警官たちを救うには一刻も早い治療が必要だが、街までは80キロの距離。タイムリミットが迫るなか、彼が頼れるのは拘留中の謎の男・ディリだけだった…。