あらすじ
アウレリアーノ・アマデイ監督自身が戦場で体験した苛酷なエピソードを編纂した実録映画。アマデイ監督は、2003年11月にイラクのナシリヤ地方に駐屯していたイタリア軍が襲われた自爆テロで、生き残った唯一の民間人。友人や母親の反対を押しきり、母国イタリア軍の平和維持活動を取材すべくイラク入りした後、訪れた軍のナシリヤ兵舎が攻撃に遭遇する。19人が死亡したこのテロ事件で重傷を負いながらも生き残った彼が、当事者として戦場の悲惨さを映像で綴った衝撃作。ヴェネチア国際映画祭6部門受賞、サレルノ国際映画祭グランプリ受賞作品。