あらすじ
オギーはニューヨークに住む10歳の少年。 彼は普段ヘルメットを被っている。理由は、生まれつきの顔の形と手術跡を隠すため。オギーは遺伝子の疾患で生まれつき顔が人と違うため、複数回手術をしたのだ。 周りからの虐めや差別を懸念した両親は、オギーを学校に通わせることをせず、自宅で学習させていた。しかし、それが本当にオギーのためになるのだろうか。小学5年生の新学期。両親はオギーを学校に通わせることにした。不安を抱くオギーの背中を、両親と、姉のヴィアが見守る。初めてのホームルーム。オギーを待っていたのはクラスメイトからの好奇の目だった。