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検索キーワード:「勝本道哲」
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あらすじ
完全な孤立、完全な孤独を得て、社会の螺旋から外れた「本物」の存在。ダンボールを頭からすっぽりと被り、街中に存在し、一方的に世界を覗き見る『箱男』。カメラマンである“わたし”(永瀬正敏)は、偶然目にした箱男に心を奪われ、自らもダンボールをかぶり、遂に箱男としての一歩を踏み出すことに。しかし、本物の『箱男』になる道は険しく、数々の試練と危険が襲いかかる。存在を乗っ取ろうとするニセ箱男(浅野忠信)、完全犯罪に利用しようと企む軍医(佐藤浩市)、 “わたし”を誘惑する謎の女・葉子(白本彩奈)......。果たして“わたし”は本物の『箱男』になれるのか。そして、犯罪を目論むニセモノたちとの戦いの行方はー!?小さな箱の中で王国を作り、守られた状態で世界を一方的に覗く姿は、不確実性の中で揺らぎながら、小さな端末スマホを手に持ち、匿名の存在としてSNSで一方的に他者を眼差し、時に攻撃さえもする現代の私たちと「無関係」と言えるだろうか…。そして最も驚くのは、著書が発表された50年前に安部公房はすでに現代社会を予見していたということだ。
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ジャンル:ラブストーリー,ラブコメディ制作国:日本
あらすじ
一緒に住んでいる老作家を“おじさま”と呼ぶ赤い服を着た美少女・赤子。その正体は、人間に姿を変える真っ赤な金魚だった。そんな赤子の前に、老作家への愛を募らせて蘇った幽霊・ゆり子が現れる。周囲がひそかに見守るなか、ある事件が起きて…。
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ジャンル:ラブストーリー,ラブコメディ制作国:日本
あらすじ
少数の女性の体に咲き、新薬開発につながるという理由で高値で取引される「シャニダールの花」。その研究施設で働くことになった響子は、提供者のケアに当たるうち、研究者の大瀧と恋に落ちる。しかし、花の切除手術を受けた者が死ぬという異常事態が起き…。