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検索キーワード:「吉田津由子」
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あらすじ
2005年、小笠原諸島の硫黄島に来ていた考古学者のチームが発掘調査で何かを見つけた。それはなんとこの島で不利な戦闘の中兵士たちが書いた家族への手紙だった。時は1944年の6月。硫黄島で兵士たちは毎日穴を掘っていた。それはアメリカ軍の上陸を阻止するための塹壕だった。状況は日本軍にとっては最悪だ。西郷昇・陸軍一等兵たちにとって自分の墓穴を掘っているような気持ちだった。そんな中、小笠原方面最高指揮官として陸軍中将・栗林忠道がやってきた。硫黄島に来るということは死を覚悟したも同然だった。ある時、栗林は西郷たちが受けているムチ打ちをやめさせる。