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あらすじ
期待の新鋭・藤村明世監督が第12回シネアスト・オーガニゼーション大阪(CO2)助成作品として撮り上げた長編デビュー作。28歳の売れない女優が、姉の死をきっかけに始めた“泣き屋”という仕事を通して、葛藤しながらも成長していく姿を描く。主演は「たまゆら」の久保陽香。東京で女優をしている28歳の吉岡絵梨子だったが、実際は仕事もなくカフェのバイトで生計を立てながら女優の肩書きにしがみついているだけの日々を送っていた。半同棲中の恋人との未来も見えないまま悶々としていたある日、シングルマザーの姉が、一人息子を遺して事故で亡くなったとの知らせを受ける。久々に帰郷した絵梨子は、姉が他人の葬儀で泣く人を演じる“泣き屋”という仕事をしていたと知る。女優の自分だったら上手に出来ると確信し、“泣き屋”の仕事を始めてみる絵梨子だったが…。 JAN:4515778525540