検索キーワード:「田中佐知彦」

  • あらすじ

    人生が終わってしまった人々の前に現れる“とりつくしま係”は、「この世に未練はありませんか。あるなら、なにかモノになって戻ることができますよ」と告げる。夫のお気に入りのマグカップになることにした妻、だいすきな青いジャングルジムになった男の子、孫にあげたカメラになった祖母、ピッチャーの息子を見守るため、野球の試合で使うロージンになった母。人生のほんとうの最後に、モノとなって大切な人の側で過ごす時間。

  • 彼方のうた

    ジャンル:ドラマ制作国:日本

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    あらすじ

    書店員の春は駅前のベンチに座っていた雪子に道を尋ねるふりをして声をかける。春は雪子の顔に見える悲しみを見過ごせずにいた。一方で春は剛の後をつけながら、その様子を確かめる日々を過ごしていた。春にはかつてこどもだった頃、街中で見かけた雪子や剛に声をかけた過去があった。春の行動に気づいていた剛が春の職場に現れることで、また、春自身がふたたび雪子に声をかけたことで、それぞれの関係が動き出す。春は二人と過ごす日々の中で、自分自身が抱えている母親への思い、悲しみの気持ちと向き合っていく。

  • 朝がくるとむなしくなる

    ジャンル:ドラマ制作国:日本

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    あらすじ

    会社を辞め、コンビニでアルバイトとして働く希。慣れない接客業に戸惑い、肩身の狭い思いをしている。実家から送られてきた大量の野菜をよそに、コンビニ弁当とカップ麺で食事を済ませている。母親には退社したことをいまだ伝えられていない。何も起こらない毎日。むなしい思いで、今日も朝を迎える。そんなある日、中学時代のクラスメイトだった加奈子がバイト先にやって来る。思わぬ再会に、最初はぎこちなく振る舞う希だったが、何度か顔をあわせるうちに加奈子と距離を縮めていく。加奈子との偶然の再会で、希の日常が少しずつ動き出していく…。

  • 石がある

    ジャンル:ドラマ制作国:日本

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    あらすじ

    旅行会社の仕事で郊外の町を訪れた主人公(小川あん)は、川辺で水切りをしている男(加納土)と出会う。相手との距離を慎重に測っていたが、いつしか二人は上流へ向かって歩きだしていた――