あらすじ
小橋常子(高畑充希)は、静岡・浜松の染物工場の両親の元、長女として生まれた。父と母、そして2人の妹の5人で、幸せな生活を送っていた。常子が11歳の時、父が結核に倒れそのまま生きて帰ることはなかった。父は亡くなる直前、常子に「代わりに家族を守ってくれ」と遺言を遺した。常子は、この言葉を胸に「とと(父)」の代わりになることを誓ったのだった。しかし、昭和の激動の時代、女4人だけでの生活は困窮するばかりだった…。家族を守ろうとする常子の「とと姉ちゃん」としての奮闘は、やがて女性を応援する雑誌を作り上げることになる。