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検索キーワード:「里久鳴祐果」
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あらすじ
東京の旅行代理店でバリバリ働くアラフォーの奈緒子(羽田美智子)は3年前、金沢の老舗旅館『かぐらや』の長男の宗佑(津田寛治)と結婚。しかし、宗佑の母親で『かぐらや』の大女将である志乃(野際陽子)は、加賀伝統の婚礼儀式「花嫁のれん」(花嫁が婚家の仏間にかけられた加賀友禅の暖簾をくぐるという金沢伝統の婚礼儀式)を経ていない“えんじょもの”(よそ者)の奈緒子を嫁として認めず、旅館を継がない宗佑に厳しく勘当を言い渡していた。ある日、仕事で多額の借金を作った宗佑が失踪する。さらに奈緒子が勤めていた会社が倒産。都会で自由気ままにスタイリッシュに生きてきて、このままずっと女の勝ち組人生が続くはずでしたが・・・。奈緒子は疎遠だった宗佑の実家・金沢へ向かい、志乃にある決意を語る。夫の借金を返すために『かぐらや』で仲居として働きながら、帰りを待ちたい・・・と。新しい時代の先頭を走る女と伝統文化を背負って立つ女。対照的な生き方を貫き、反発しあう二人ですが、やがてお互いの心に抱く信念には、大きな隔たりがない事に気付き始めます。果たして、奈緒子が「花嫁のれん」をくぐる日は・・・、くぐらせて貰える日は訪れるのでしょうか。