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  • あらすじ

    角田は漫画家だが、悪の組織に立ち向かう正義の人々を描いた漫画をインターネットで拡散して逮捕されてしまう。向かいの部屋にいる男に身の上話を語る角田。男は正義について知っている様子で、1997年のことを語りだす。冴えない男ケンヂは、姉の代わりに姪のカンナを育てながらコンビニで働いていた。ひょんなことから得意先の大学の教授家族が、行方不明になったと知るケンヂ。ケンヂは、未払いだったビール代を回収するために大学教授の家に向かう。大学教授の家で不思議なマークを見るケンヂ。そのマークは、ケンヂにとってなぜか懐かしいものだった。