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検索キーワード:「関川慎二」
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あらすじ
1948年に亡くなった、昭和の文豪・太宰治。彼と情死した愛人・山崎富栄を偲ぶ「白百合忌」が、文京区の永楽寺でひっそりとおこなわれていることを知る者は少ない。
晩年の太宰の良き理解者として献身的に尽くし、永遠の旅立ちに同行した山崎富栄。「女として生き、女として死ぬ」ことを願いつつ、「愛に生き愛に殉じた」一人の女。片や、正確破綻者のそしりをうけながら、ずっと死と対峙し続けた一人の男・・・・・・。「武蔵野心中」はその男と女の情死への道行きを官能リアリズムで描くエロス大作である。劇的な二人の日常を冷徹にレンズが追い、無理心中か情死かという謎を解きほぐしながら、人間・太宰治の実像にせまる。
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あらすじ
深い愛情で結ばれながらも、男は過去の重荷にさいなまれ、二人の愛はすれ違い、やがて別れが訪れる・・・・・・。大ヒットした「時には娼婦のように」のメロディをバックに、なかにし礼が脚本・音楽・主演とスクリーンに描く愛の世界。なかにしを囲む女優には、ファッショナブルな新人・鹿沼えり、人気上昇、水島美奈子、艶技派・宮井えりな、志麻いづみ、将来性が嘱望されている歌手・越美晴。友情出演として、写真界の巨匠・大竹昇二のほか、大信田礼子、田村順子、坂本スミ子、星野哲郎、中山大三郎など、多彩なキャストがもりあげている。監督は、繊細で溢れるばかりのエロスで映画を盛り上げる巨匠・小沼勝。