あらすじ

無類のばくち好きが高じて、借金を抱えている左官の長兵衛は、今日も身ぐるみをはがされて帰宅。すると、女房のお兼が泣いており、娘のお久がいなくなったと言う。実はお久は、長兵衛の借金を肩代わりするため、女郎屋の女将のところに身を寄せていた。

あらすじ

天神様へお参りに行こうとした男が、出かけるところに女房に捕まり、息子も連れていけと頼まれる。道中で何かをねだらないように言い含め、渋々ながら息子を連れて歩き出す。息子は最初こそおとなしくしていたものの、やがてあれこれとねだり始めて…。