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検索キーワード:「桂雀々」
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あらすじ
旦那が庭に咲く桜を眺めていると、隣の家の学者が塀沿いの枝を折っているのに気づいた。すぐさま使用人の定吉を呼び、止めさせるために隣の家へと使いに出す。定吉は口上を教えられるがとても覚えきれない。学者と対面したものの口上はめちゃくちゃで…。
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あらすじ
大道で「蝦蟇の油」を売る香具師。得意の口上を述べ客の注目を集めたところで売上は上々。一通り売り終わったら、次の客が入れ替わるまで、近くの茶屋でちょっと1杯。かなり酔ってしまった香具師だが、まだ日が高いのでもう一売りしようと屋台に立つが…。
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あらすじ
お伊勢参りをすることにした喜六と清八は、良き日を選んで大阪の安堂寺橋から東へと旅立つ。玉造で見送りの人々と酒を酌み交わした2人は、深江で笠を買い、暗峠から奈良に入る。印判屋に宿泊した彼らは、奈良の名所を巡った後、野辺にやってくる。
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あらすじ
ある日の夜、客待ちをしていた車屋の梅吉は1人の紳士を乗せることに。産湯楼まで行ってくれと言われて走り出し、その道中に梅吉は、紳士に聞かれるままに自分のことや女房のことなどを話す。すると彼は「自分は産湯の稲荷の使いだ」と語り出し…。
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あらすじ
花見の時期になると枝垂桜の見物客が押し寄せる鶴満寺。だが下品な連中が境内を荒らすので、歌を詠むような雅な人たち以外は断るようになった。そうと知らずにやってきたのは大阪船場の旦那連中。門の閉まった寺の入口で、寺男と押し問答を始めるが…。
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あらすじ
へそ曲がりの源助は花見に出かけようとするが、みんなと同じでは面白くないと思い、一心寺に“墓見”に行く。ある墓の前で酒を飲み、ふと気づくと頭蓋骨が土の間からのぞいていたので、それを持って帰ってきた。その夜、きれいな女性が訪ねてくる。