検索キーワード:「謎の男」

  • あらすじ

    鉄砲玉の勘吉は馴染みの芸者・染奴がお染と名を変えて開いた一杯飲み屋に早乙女主水之介を誘い出す。数日後、勘吉がお染が何者かに拐かされたと飛び込んできた。その後、ひいき筋だった大富豪、廻船問屋・平戸屋の六右衛門も失踪していることがわかり…。

  • あらすじ

    将軍家次男・義丸君があずけられて以来「葵の宮」と呼ばれる月照官。将軍家嫡男・鶴丸君が20年ぶりに義丸君と対面すべく月照宮入りする。ある夜、宮に仕える巫女が暗殺された。この刺客を見てしまった娘まで殺される寸前、退屈男・早乙女主水之介が現れる。

  • あらすじ

    長崎は出島の暗黒街に君臨する怪人物によって支配され、長崎奉行所もこの一派の配下に置かれていた。与力・守谷瀬左衛門はひそかに江戸へ7人の使者を送り実情を知らせようとするが、6人が斬られてしまう。そんななか、早乙女主水之介は東海道を下り…。

  • あらすじ

    将軍・綱吉は人命調伏の呪いにより恐怖と苦痛にさいなまれていた。しかも柱に打ちつけられた呪いの人形を占ったところ、呪いの本拠は御三家筆頭・尾張大納言と出た。老中・豊後守は早乙女主水之介を尾張へ向かわせるが、道中、次々と奇怪な忍者が襲いかかる。

  • あらすじ

    五代将軍・綱吉の時代。湯島聖堂建立を祝うため、清国から大曲芸団を招いた。この行列の中から謎の飛び道具が放たれ、老中筆頭・稲葉越前守の首に命中。この事件を知った早乙女主水之介は早速事件解明に動きだす。老中・酒井は切支丹宗徒の仕業と主張する。

  • あらすじ

    薩摩藩主・島津少将忠恒の屋敷を尋ねて入洛した息女・霧姫と侍女の小篠が、侍に追われて島津豊後のもとに監禁された。ほかにも島津に関わる不穏な出来事が重なり、旗本退屈男・早乙女主水之介は謎の解明に乗り出す。そこには思わぬ陰謀が存在していた…。

  • あらすじ

    江戸の初春の春、3人連れの五楽、円太、弥八が異様な声を聞く。その声の主を探す3人は、そこが噂の緋龍閣と知って驚く。こわごわと忍び込んだ庭先で、図らずも行者・神坂道節と信州高遠藩の江戸家老・秋山主膳の密事を知ることになり…。

  • あらすじ

    突然屋敷へ飛び込んできた女を助けたことから、事件の臭いを感じ取った退屈男・早乙女主水之介は、その奥に将軍・綱吉暗殺と徳川家覆滅を謀る一味の存在を察知する。事件の謎は、花のお江戸から岩国・錦帯橋、九州・長崎、そして安芸の宮島へと移り…。

  • あらすじ

    薩摩島津藩の属領となった琉球王国から、年に1度の貢ぎ船がやってきた。いつものように使者が拝謁し、数々の品が献上される。しかしその時、献上品の中から突然白装束の女が飛び出してくる。その女は使者に切り伏せられるが、何かを告げようとして息絶える。

  • あらすじ

    京都に現れた旗本退屈男・早乙女主水之介は、目明し・源七に追われる女を助けるが、女は狙撃されて絶命。後日、源七によると、女は盗賊団の一味であり、いったん女を逃がしたために与力・真崎玄十郎が閑職に追いやられたと言う。退屈男は自責の念に駆られ…。

  • あらすじ

    夜の川岸を提灯を連ねた黒覆面の行列が音もなく進んでいた。そこに夜釣りに出かけた円太と弥八が出くわす。その行列の中の御殿かごをのぞいた2人は、中に女の死体が入っているのを目撃。黒覆面に囲まれて絶体絶命の円太たちだが、そこに1人の剣士が現れる。

  • あらすじ

    借金のかたに売られそうになったところを主水之介に助けられたお紋。彼に思いを寄せるようになるも、柳沢吉保の推挙で将軍・綱吉の側室となり、やがて柳沢の言うままに将軍を操る。一方、主水之介はイヌを尊ぶ悪政と戦うが、そんな彼に柳沢は刺客を送り…。