旗本退屈男 謎の七色御殿

将軍家次男・義丸君があずけられて以来「葵の宮」と呼ばれる月照官。将軍家嫡男・鶴丸君が20年ぶりに義丸君と対面すべく月照宮入りする。ある夜、宮に仕える巫女が暗殺された。この刺客を見てしまった娘まで殺される寸前、退屈男・早乙女主水之介が現れる。

「旗本退屈男 謎の七色御殿」は、市川右太衛門主演のシリーズ28作目で、退屈男・主水之介が大鍾乳洞に秘められた謎と陰謀に立ち向かう物語です。将軍家のご落胤にまつわる騒動を、主水之介が巧みな剣技で切り捨てていく様子は痛快そのもの。魅力的な殺陣と、予想外の展開が観る者を引きつけます。主水之介の剣が舞い、謎が解き明かされるまでの過程は見逃せません。