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あらすじ
太平洋戦争末期の戦艦大和による天一号作戦の生き残りで、今は漁師として働いている神尾のもとに、当時の上司で友人だった内田の養女、真貴子が訪れる。彼女は内田が先日亡くなり、自分の骨は大和の沈没場所に散骨してほしいと遺言したことを話す。神尾は船を出すことを了承し、戦時中を思い出す。無謀と知りながら水上特攻する大和は、米軍の航空機により沈没する。神尾は、沈みゆく大和から親友の哲也や上司の森脇の助けにより、奇跡的に救助されたのだ。神尾は内田も生き延び、15人の孤児を引き取った様子を真貴子から聞く。そして再び戦争の悲劇を思い出し涙するのであった。