文明が滅んで何もないストーンワールドで１から色々な道具を作ってきた千空たちですが、第２期では作ってきた道具を活かして司帝国へ乗り込むシーンが多く描かれていて、そのため司帝国のメンバーが少しずつ登場して司帝国の状況が明るみになってきているので、道具を作る以外の面白さが増えてきてとても面白いです。 司帝国のメンバーは怖い人ばかりだと思っていましたが、ニッキーのような人間味の溢れた人もいれば、羽京のような戦い以外では優しい雰囲気の人もいたので、千空たちと司帝国は分かり合えるのではないかと思えてきました。

設定が凄すぎます。人類復活をかけて天才科学少年が3700年後の世界で奮闘するというのが。知識はあるけど技術がない時に現代なら何がどこまでできるのか？という試みが面白いです。本当に作れるのかはおいておいて、千空はこれから何をどうやって作ってしまうのだろう？と。千空と司が互いの信念、主張を貫いて争うという構図も作品の世界に引き込まれます。善悪ではなく、悪人をなくした世界にするが選民思想になりかねない司と人を裁く権利など人にはないという千空の主張はどちらが完全に正しいというものでなく、それぞれの言い分が充分にあり、とても奥深いです。

ようやく司帝国への道が開かれたような気分で見ています。あんな石器時代顔負けなところでケータイが作れるんだって感動しました。人間知識があればなんでも出来るんだなと学ばされました。 そして、知能戦や知略戦の高度が高すぎます。司も千空も頭が良すぎます。そして、司帝国のキャラクターみんな強すぎます。好きなキャラが司帝国の西園寺右京と言うキャラクターが居るのですが強力すぎるキャラクターだなと再認識しました。耳良すぎですね。そんな強いキャラクターが集まっている司帝国にどのようにしてアプローチを掛けて無血開城をさせるのかすごく楽しみです。