『ブルーモーメント』は気象災害によって脅かされる人命を守るために、命がけで救助に立ち向かう特別災害対策本部(SDM)メンバーの奮闘物語。山下智久さんが主演で、2024年4月24日(水)よる10時からスタートします。
仲間に情報を伝える通信班の「宍戸梨紗子(ししど りさこ)」役で出演しているのは、話題の作品への出演が続く、期待の女優の玉田志織さんです。
玉田さんは全日本国民的美少女コンテストで審査員特別賞を受賞し、ドラマ『離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛-』での怪演が話題になりました。4月25日(木)に2冊目の写真集『as is』を発売します。
プライベートの話を織り交ぜながら、ドラマ『ブルーモーメント』と写真集『as is』の魅力について語っていただきました。
国民的美少女コンテストで審査員特別賞を受賞|ドラマ『離婚しない男』での怪演が話題
ー玉田さんが芸能界デビューした経緯を教えてください。
玉田志織(以下、玉田):小さい頃からドラマや映画が大好きで、作品の世界に入りたいとずっと思っていました。小学1年生の時に、たまたま祖母の家にあった新聞にダンススクールの広告が載っていて、自分でスクールに電話をしたのがすべての始まりです。
元々は引っ込み思案な性格だったのですが、歌やダンスを通して表現する楽しさを知りました。さらに母親が私の変わるきっかけになったらと思い、高校1年生の時に「全日本国民的美少女コンテスト」に応募したんです。審査員特別賞をいただき、それ以来、お芝居のお仕事をさせていただくようになりました。
ー憧れの俳優さんはいますか。
玉田:デビュー当時から変わらず米倉涼子さんです。「国民的美少女コンテスト」で受賞後に初めてお会いした方が米倉さんなのですが、人柄もとても素敵な方でした。私も米倉さんのようになれたらいいなと思っています。
ー『離婚しない男 ーサレ夫と悪嫁の騙し愛ー』では玉田さんの怪演が評判を呼びましたが、出演されていかがでしたか。
玉田:本来の自分とは全く違う性格で、演じていて楽しかったです。他の役柄もなかなか個性が強かったので、負けないように意識していましたね。
私が演じた森野千里は、監督からは目力を意識するように言われていたので、共演相手から目を離さないようにしていました。実は、元々人の目を見て話すのが得意ではないんです。撮影を重ねるごとに、自分の中で役柄を落とし込めるようになり、目線が外れなくなりました。
ーSNSでの反響が大きかったですね。周りの反応はいかがでしたか。
玉田:「普段とは別人で怖い」「本当の姿はそっち(役柄)なんじゃないか」など、いろいろと言われました(笑)。
私は、「怖いです」「嫌いになりました」と言われても、褒め言葉として捉えています。それだけ役柄の個性が伝わっていたと思うので、嬉しいです。
入浴時間は1日6時間!?プライベートをのぞき見
ーオフの日はどのように過ごしていますか。
玉田:映画を見るのが大好きなので、休日はよく映画館へ行きます。1日で3本見る時もありますね。最初の1本目の作品だけ決めておいて、2本目以降はその場で気になったものを見ていくんです。
映画を見ながら「私がこの役だったらこんな感じで演技するだろうな」と考えを巡らせて、自分の役の引き出しが増えているのを感じています。
ー美容や健康のためにしていることはありますか。
玉田:お風呂が大好きなので、毎日長時間入浴しています。どんなに撮影が朝早くても、早起きして入浴するんです。1回の入浴時間は約2時間で、多い日は3回、合計6時間も入ってます。入浴時間があまりにも長くて、友達からのメッセージに長時間返信をしなかったら、「生きてる?」と連絡がきた時があります(笑)。
お気に入りは、お風呂用のサウナテントを張り、バスソルトを入れて、映画を見るという入浴方法。汗をいっぱいかいて、映画にも没頭できて一石二鳥です。
山下智久主演ドラマ「ブルーモーメント」に出演
ー玉田さんはドラマ『ブルーモーメント』に出演されますね。出演が決まったときは、どんなお気持ちでしたか。
玉田:素直に嬉しかったですね。水曜よる10時の枠に出演させていただけるのは光栄ですし、同時にとても緊張しました。
ー玉田さんが演じられる特別災害対策本部(SDM)の通信班の「宍戸梨紗子」はどんな人物ですか。
玉田:真面目で熱い子だと思います。仲間に正確な情報を伝えるために冷静さを保ちながら、時に感情を込めて演じています。
役作りでは、早口、かつセリフを一文一句潰さないように心がけていました。セリフは専門用語が多く、漢字ばかりでなかなか苦労しましたね。一文の中に、ひらがなが2文字しかなく、他は全部漢字なんてこともありました(笑)。
監督からもセリフを早く言えるようにと言われていたので、家では早口言葉の猛練習です。お風呂場でも早口言葉の一覧で練習をしていました。他にも、台本の練習をする時は必ず録音して、後からセリフが一言も潰れていないかチェック。
その際は、前後のセリフも練習して、台本が変わっても対応できるようにしていますね。ドラマでちゃんと私が早口で話せているか見ていただきたいです(笑)。
ー撮影現場はどんな雰囲気ですか。
玉田:とても温かい現場です。主演の山下智久さんにご挨拶をした時は、短時間でしたが本当に優しい方なんだなと感じました。
舘ひろしさんをはじめとする大先輩の俳優さんも多く、初めは「失敗できないな」と緊張していたのですが、みなさん本当に温かい方でした。とても明るく、楽しい雰囲気の現場なので、撮影に行くのが楽しいです。
ーズバリ、ドラマの見どころは何でしょうか。
玉田:雪山をはじめとする大自然の中で、登場人物たちが命を救うために奮闘している姿を見ていただきたいです。ダイナミックな自然の映像にも注目です。 また、気象の知識や、万が一災害に遭った時の対応方法を学べると思います。今まで気象をテーマにしたドラマはほとんどなく、ドラマを見ながら災害対策の方法が身につくはずです。
2nd写真集『as is』が発売|「ありのままの自分を見てほしい」
ー写真集『as is』が4月25日(木)に発売されますね。どんなコンセプトの写真集でしょうか。
玉田:「as is」は「ありのまま」という意味です。「ありのままの私を見てほしい」という思いを込めて私が提案しました。やりたいことをすべて叶えていただいた写真集です。
大好きなサウナで撮影をしたり、ロケ地の石垣島も私が選んだり。外で水着で椅子に座るショットがあるのですが、私は椅子を両手で大きく持ち上げて自由な感じを表現していて、まさに「ありのまま」だと思います(笑)。
ー一番のお気に入りのショットは何ですか。
玉田:洞窟での撮影で黒い水着を着ている写真です。前回の写真集『はじめまして 16歳』では出せなかった、大人な雰囲気に仕上がったと思います。
裏話なのですが、サウナの撮影時間がとても短かったんです。
写真ではサウナで温まって、整っているような表情をしているのですが、実は5分も入れませんでした(笑)。
ー撮影に向けて心がけたことはありますか。
玉田:前回の写真集の撮影で、もっと体づくりができたんじゃないかと心残りがありました。なので今回は頑張った姿を見ていただきたくて、体づくりに力を入れました。
一方で「ありのまま」の自分も見てほしかったので、作り込まないことも意識しました。走る時は全速力で、何かをを食べる時は思いっきりかぶりついてみたり。撮影中は綺麗に見せたり、細く見せたりすることは一切考えずに、自分をさらけ出したと思います。
ー写真集発売にあたり、ファンの方へメッセージをお願いします。
玉田:『はじめまして 16歳』はデビュー直後で、右も左もわからない中で、緊張しながら撮影をしていました。それが、だんだんと肩の力が抜けてきて、今回は「ありのまま」の私をお見せできると思います。見てる人が楽しくなるような写真ばかりです。一緒に旅行している気分になってもらえたら嬉しいですね。
また、私はずっと「ファンの方にお会いする機会がほしい」と言っていたのですが、それが実現します。5月25日(土)秋葉原・書泉ブックタワーにてお渡し会を開催するので、楽しみです!
玉田志織(たまだしおり)プロフィール
宮城県出身、2002年2月20日生まれ。「第15 回全日本国民的美少女コンテスト」審査員特別賞受賞。『私のおじさん~WATAOJI~』(2019)で俳優デビュー。『離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛-』(2024)で怪演が話題に。新フジ水10ドラマ『ブルーモーメント』(2024)にも出演。趣味はギターとカラオケ、食器集め。特技はヒップホップダンス。
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