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検索キーワード:「入船亭扇辰」
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あらすじ
阿波の国田能村の百姓・久兵衛は大の芝居好き。趣味が高じて一座を組み、あちこち興行して回っていた。そんなある日、伊予の宇和島で興行中に母親が急病との知らせが届く。急いで田能村へ戻る久兵衛は、化け物が出るという峠で夜を明かすことになり…。
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あらすじ
長逗留した上に宿賃がないという客に憤る宿屋の主人。すると、その客は彫り物を始めた。作ったのは竹細工の水仙の蕾。主人は客に言われたように、竹筒に水を入れ、その蕾を生け、軒先に出しておいた。客は「この竹の蕾が金になる」と豪語するのだが…。
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あらすじ
左官の金太郎が3両入った財布を拾う。書きつけに大工の吉五郎の名があり、長屋まで届けに出向いた。ところが吉五郎は、一度落とした金だからもう自分のものじゃないと突っ返してくる。受け取れ受け取れないと揉みあいになり、ついには奉行所で裁く羽目に…。