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検索キーワード:「江角マキコ」
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あらすじ
鈴木建設は、経営コンサルタント会社の合田と薫の提案の下、人事制度改革に着手することに。だが、スーさんだけは早急な改革に不安を覚えていた。そんな中、秋田へ釣り旅行に出掛けたハマちゃんは、水産試験場で働く青年・哲夫と意気投合し…。
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あらすじ
「夢二」から約10年の歳月を経て日本映画界の奇才、鈴木清順がメガホンを撮った67年の「殺しの烙印」の後日談とも言うべき“極彩色のフィルム・ノワール”作品。
拳銃を「アタシのオトコ」と愛する、謎の殺し屋組織“ギルド”の殺し屋NO.3、通称“野良猫”皆月美有樹(江角)はエージェントの上京(山口)から殺しの依頼を受ける。しかし連絡の食い違いからか同じ組織の通称“生活指導の先生”を撃ち殺してしまう。やがてエージェントの上京に現在の殺し屋ランキングのNO.1である殺し屋“百眼”を殺せと言う指令が下る。しかし誰も“百眼”の顔を知らず、一方、他のギルドの殺し屋たちは、次々と笑みを浮かべた顔で死んでいく。次第に姿を見せない“百眼”に追いつめられていく皆月……。 -
あらすじ
祖母が、そして夫が突然死へと旅立った。愛する人を次々と失った記憶と引きとめることができなかった悔恨を胸に秘め、ゆみ子は奥能登に嫁ぎ、新しい家族に囲まれて平穏な日々を送るがー。ゆみ子が12歳の時、祖母が失踪した。ゆみ子は自分の祖母を引き止められなかったことを深く悔いている。25歳になって、その祖母の生まれ変わりのように登場した郁夫と結婚したが、その時のことが、夢になって今もゆみ子を苦しめている。息子の勇一も生まれ、幸せな日々を送るある日、郁夫は自転車の鍵だけを残して自殺する。祖母、そして郁夫、大事な人々を次々と見送ってしまったゆみ子。5年後、ゆみ子は日本海に面する奥能登の小さな村に住む民雄と再婚する。先妻に先立たれた民雄には、娘の友子がいた。春が過ぎ夏が来て、勇一と友子は仲良くなじみ、ゆみ子にも平穏な日々が続いている。だが半年後、弟の結婚式のために里帰りしたゆみ子は、再びいやおうなく郁夫への思いにとりつかれる。冬のある朝、漁師のとめのがゆみ子に蟹をとってくると約束して舟を出した。静かだった海は次第に荒れてきて、夜になってもとめのは戻ってこない。ゆみ子の心は凍てつく。また自分は人を死へと見送ってしまった。やがて、とめのは無事戻るが、ゆみ子の心は晴れない。郁夫の思い出である自転車の鍵を、民雄に見咎められたことをきっかけについにゆみ子は家を出る。折から、葬列の鈴がゆみ子を死へといざなう。海辺の岩場で燃える柩の火をみつめ、たたずむゆみ子。追ってきた民雄も静かにゆみ子の後ろ姿をみつめている。やがて、ゆみ子は初めて民雄に打ち明ける。「なぜ、郁夫が自殺してしまったのか、未だにわからないのだ」と。「漁師だったオヤジが言ってた。海に誘われるのだ。沖の方にきれいな光が見えて自分を誘うんだって」民雄は言った。「誰にもそんな瞬間がある」再び春が来て、今やっと新しい家族が生まれようとしている。