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検索キーワード:「波島進」
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あらすじ
網走出身の流れ者・橘真一は鬼寅の招きで九州へやって来た。鬼寅は不良少年保護施設で働いていて、橘は助手として彼を手伝うことに。少年たちと友情を深めていく橘だったが、地元の暴力団・門馬組は少年たちをそそのかし、悪事をさせようとする。
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あらすじ
夜更けのある官庁で守衛が殺され、金庫が荒らされた。犯行時間は、被害者の壊れた腕時計から午後9時13分と推定。金庫のダイヤルを知る資材課員の秋田と根岸、係長の岡本は事件の夜、揃って残業していた。捜査陣は3人のアリバイ追及に乗り出すが…。
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あらすじ
商船大学を6年かけて卒業した旋風太郎は、別府港の船会社・西海海運で働き始める。潮風をいっぱいに浴びながら、甲板でゴルフをする令嬢を冷やかしたり、酔客に絡まれる女性を助けたりと大騒ぎ。だが港に戻った太郎は、さらなる騒動に巻き込まれることに…。
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あらすじ
探偵の息子・天下一郎は、ノリは軽いが頭はキレる若者。今日も相棒の茂とナンパに出掛け、投資マニアの美しい令嬢・境野みどりと出会う。一方、茂は官庁に勤める木暮家の女中・ルメに声をかけた。これをきっかけに、2人はある誘拐事件に巻き込まれてしまう。
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あらすじ
軽い気持ちで訪れたコンサートで美人スポーツ記者・美矢子の隣に腰を下ろした一郎。美矢子は一郎を見合い相手の西沢と勘違いするが、そこに刑事が現れ西沢の溺死を告げる。同じ頃、プロ野球のスカウト合戦で注目を集めた若葉高校・川原投手が行方不明になる。
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あらすじ
ヤクザ者の玄太と風来坊の竜の2人が脱獄した。2人は隠していた金塊を手に入れるため、金狼街のバー「リスボン」に根城を構える。金狼街のボス・風早は、子分の坂本や赤沼を2人に立ち向かわせるが、竜の拳銃さばきの鮮やかさは誰も寄せつけず…。
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あらすじ
競馬場でレースの真っ最中に1人の女性が飛び降りて死んだ。そこに居合わせた多羅尾伴内はほかの観客同様にその事件を目撃し、そのまま警視庁の大沢警部のもとを訪れる。女性の自殺だと見られたその事件を、伴内は他殺ではないかと推理していて…。
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あらすじ
箱根街道を1人急ぐ老剣客・大坪左源太は、家伝の名刀・火焔剣の真偽を試すため三島神社の武道奉納試合に向かう道中、何者かに襲われる。その場に忽然全身白ずくめ美剣士・源氏九郎が現れ、左源太の遺言に従って火焔剣を預かり、奉納試合へと向かうが…。
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あらすじ
オートレース場で殺人事件が発生した。大穴が出た瞬間と同時期に、サラリーマン風の男が私製拳銃で撃たれたのだった。目撃者もなく、死体から発見された証拠はパチンコの玉と焼け焦げた手拭いのみ。数少ない証拠を頼りに警視庁捜査一課が捜査を開始する。
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あらすじ
惨殺死体の横たわる現場で捜査を開始した警視庁捜査陣。その結果、被害者のものらしき血糊の付いた財布と女物の財布、イヤリングが見つかる。女物の財布の所有者が判明し、その証言からスリの存在が浮上するも、翌日、そのスリは轢死体となって発見され…。
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あらすじ
姿をくらました二十面相。明智小五郎は柳沢家当主・久光から「夜行の帝王」のいわくを聞く。「夜行の帝王」に関する秘密を知るものは星川老人、古谷、巫女の河合かねの3人だけという。星川老人を訪ねた明智一行は、家宝として伝わる文箱の存在を知るが…。
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あらすじ
はぐれ島を脱出し、ついに日本にたどりついた五郎は、鞍馬山を目指していた。そんな彼を変装した桜子が後を追う。鞍馬山を登る最中、五郎はひょんなことから夕月丸と切り結ぶことになるが、戦いの中でお互いに十字架を持つ同士と知り…。
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あらすじ
オンゴ一味に追い着かれ、再び捕らわれてしまった五郎は、日本の南端の「はぐれ島」に送られる。加賀爪丹波の所有する秘密の鉄砲工場で使役中、トカチが黒水仙の十字架を持つ最後の同士であることを知る。五郎はトカチの助けを借り、はぐれ島脱出を試みる。
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あらすじ
ある嵐の夜、柳沢家に死んだはずの二十面相が出現。明智や少年探偵団が調査を開始するなか、当主久光から裏側に謎の地図がある先祖伝来の時計を渡される。その夜、二十面相が時計を奪おうと現れるも失敗。だが、彼の後を追った少年たちが誘拐されてしまい…。
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あらすじ
佐幕と倒幕の戦いが続く京都。倉田典膳こと鞍馬天狗は、勤皇倒幕のため日夜戦っていた。そんななか、勤王志士の動静を知らせる「天狗廻状」という怪文書が出回る。打倒天狗にはやる新選組はすぐ行動に出る。一方、天狗はその廻状の出どころを探していた。
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あらすじ
オンゴの反乱により滅びたカラコジア王国。家臣たちは王から財宝の秘密を秘めた七つの十字架と指輪を渡され、王子と姫と共に脱出。100年後、王国の末裔である姫は日本にいた。そして、家臣の子孫たちも日本とネパールで、それぞれ機が熟すのを待っていた…。
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あらすじ
野球の日本選手権シリーズ第5回戦。レッドソックスの強打者・高塚がホームランを打ち、一塁を回ってすぐに原因不明の死を遂げた。多羅尾伴内は、アカツキ探偵社の高森真砂子と共に謎の究明に乗り出す。だが彼を嘲笑うように、関係者が次々と死んでいく…。
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あらすじ
昭和5年4月。玉井金五郎は、若松市議一行の東京視察旅行に同行して東上を果たす。三菱本店へと出向き、洞海湾の沖仲仕保護のために工事中止を陳情するが、宿敵・友田喜造によって阻まれてしまう。さらに、帰郷した金五郎を新たな事件が待ち受けていていた。